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【死語現禁】306.腕時計カレンダー(アルミ)

(日:腕時計+英:calendar)腕時計につけるアルミ製月暦。

<用法>
営業中の取引先から、「24日は何曜日でしたっけ」と聞かれ、直樹は腕時計カレンダーで確認して曜日を伝えた。

<解説・思い出>
腕時計のベルト部分に折り曲げて装着する、月単位のカレンダーのことです。銀色のアルミ製で、月単位で交換する物でした。

時計屋さんや保険外交員の方が、1年分をノベルティーで配布していた記憶があります。

昭和時代の男の腕時計は金属製のベルトが多く、腕時計カレンダーをつけても違和感がありませんでした。

またカレンダーを探すのも面倒だったので、腕時計とカレンダーを一緒に確認することができて便利でした。

携帯電話の登場で、腕時計をする人が減り、カレンダーも携帯電話で確認できるようになったので、現在ではまず見なくなりました。

前の会社の先輩がつい十年ぐらいまで使っていたので、どこで手に入れるのか尋ねると
「個人経営の時計店」
と教えてくれました。その人ももう使っていないと思います。

現在では使っている人はかなりの少数だと思われますので、この言葉を聞くことはまずないと思います。若い人はどんな物かも分からないのではないでしょうか。

ちなみに僕は肌が弱く、腕時計をはめたのは高校時代ぐらいまでです。その後は腕時計をポケットに入れて使っていました。デジタルの軽い時計が出た時は、ポケットが軽くなって嬉しかったです。その後携帯電話を手に入れてからは、腕時計は一度も持っていません。

列車などで見ていても、半分ぐらいの人は腕時計をしていません。時刻や日付を知るのは、携帯電話で十分だという人が多くなったのでしょう。

死語ランク:☆☆☆
☆☆☆・・・聞いた人がほぼ知らず、言った人を「異星人」と思うレベル

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