【死語現禁】292.めとる
(日:娶る)(「妻(め)取る」の意)妻として迎える。(広辞苑第七版)
<用法>
一郎は三十歳で妻をめとり、ようやく跡取りとして一人前になったと言われた。
<解説・思い出>
一昔前まで、様々なメディアで見聞使われていた言葉です。
男性の家に女性が入るという前提の言葉です。
『漢字源』によると「娶」は、「訓の「めとる」は、娶の字を女と取にわけ、「め(女)+とる(取)」と訓じたもの。」とありますので、やはり男性側が女性を選び取るといったイメージのある言葉です。
現在は結婚観が多様化し、結婚しない人も増え、男性上位的なこの言葉は使われなくなっています。
今後も傾向は変わらず、この言葉の再浮上は難しいと思われます。
死語ランク:☆☆
☆☆・・・当時を知る人は知っていて、言った人に「古い人」という印象を持つレベル
#死語
#死語現禁
#めとる
#娶る
#僕の殿堂 (https://bokunoden.com/)
Twitter(https://twitter.com/bokunodendou)