【死語現禁】94.プチブル
(仏:petit-bourgeois)(プチは「小さい」の意)中産階級に属する者。ブルジョアジーとプロレタリアートとの中間に位する階層。思想的には前者に近く、生活は後者に近い。中小商工業者・技術者・俸給生活者・自由職業人などを含めて呼ぶ。小市民。小ブルジョア。プチ-ブル。(広辞苑第六版)
<用法>
「あんなプチブルが行くような店には行きたくない」
「お前はしょせんプチブルなんだ!」
<解説・思い出>
上層階級だと思っている中流階級に対して言った言葉。
本当の富裕層ではないが、気持ち的には金持ちで、上流階級的な生活をする人達を指していました。
誉め言葉ではなく、
「労働者階級でも無くリッチ層でもない、中途半端なただ気位の高い奴ら」
といったマイナスイメージで使われていました。
ゼミ旅行に、少しだけ高いホテルを提案した時、教授に
「そんなプチブル的なホテルはダメだ」
と言われたのを覚えています。
現在では日常的には聞かない言葉です。
死語ランク:☆☆
☆☆・・・当時を知る人は知っていて、言った人に「古い人」という印象を持つレベル
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