【死語現禁】164.舶来

（日：はくらい） 外国から舶載して来ること。外国から渡来すること。また、そのもの。（広辞苑第七版）

＜用法＞
「このグラスは舶来の高級品なんだよ」
その男は英国から舶来したのだった。

＜解説・思い出＞
戦前ぐらいまでの文学作品や宣伝文章などでよく使われていた表現です。
外国の高級希少品というイメージや、外国から来た人に使われていました。

現在でも商品名やお店の名前などで使われています。

ただ普通の人の普段の生活ではまず使われません。
輸入品が数多く身の回りに溢れていますし、日本製品の方が外国製より高級なことも当たり前になったからだと思われます。

ちなみに「舶載」とは、『１．船にのせること。船にのせて運ぶこと。２．外国から船にのせて運んで来ること。舶来。』（広辞苑第七版）、という意味で当時主流だった船での運送を指す言葉のようです。

死語ランク：☆☆
☆☆・・・当時を知る人は知っていて、言った人に「古い人」という印象を持つレベル

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