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【死語現禁】298.三種の神器(家電)

(日:さんしゅのじんぎ) 三つの家電製品、電気冷蔵庫・電気洗濯機・テレビ(白黒)のこと。昭和三〇年代にもっとも需要の高まった家電製品だったため、歴代天皇が継承する三つの宝物(八咫鏡(やたのかがみ)・天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)・八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま))にたとえた。電気冷蔵庫が登場するまでは、氷で冷やす冷蔵庫が使われ、また、洗濯は盥(たらい)で行っていた。(続・日本語知識辞典)

<用法>
満子は、三種の神器の家電のうち電気洗濯機だけはどうしても欲しかった。八人家族の洗濯で、毎日くたびれ果てていたのだ。

<解説・思い出>
高度成長時代を描いた映像や文章で見聞できる言葉です。

冷蔵庫も洗濯機もあって当たり前の現在からは想像が難しいのですが、もし無かったら相当大変なので、当時は憧れた人が多かったと思います。

テレビは一家に一台から一人一台になり、現在では持っていない人も多くなりました。

冷蔵庫と洗濯機は生活に必須ですが、テレビは無くても生きて行けるということでしょうか。

現在の三種の神器は何になるでしょう? スマホぐらいしか思い浮かびません。

死語ランク:☆☆
☆☆・・・当時を知る人は知っていて、言った人に「古い人」という印象を持つレベル

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