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【死語現禁】264.たんつぼ
(日:痰壺)痰唾(たんつば)を吐き入れるつぼ。(広辞苑第七版)
<用法>
陽太郎は胸の調子が悪く、駅に行くと必ず痰壺に痰を吐いていた。
<解説・思い出>
昭和時代までの小説や雑誌などに出て来た言葉です。
文字通り痰を吐くための壺のことです。昭和時代頃までは、駅や映画館などの人の集まる所に置いてあったようです。
僕は見たことありません。想像するだけで汚そうです。回収して処分するのも大変だったのではないでしょうか。
現在では全く見ることはありません。医療現場などで痰を吸引する装置はありますが、痰壺とは言いません。
「汚い場所」という意味でも使われていた言葉ですが、現物が無いので使われなくなって行く一方だと考えられます
死語ランク:☆☆
☆☆・・・当時を知る人は知っていて、言った人に「古い人」という印象を持つレベル
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