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【死語現禁】301.ドブ板営業

(日:ドブ+板+営業) 担当エリア内を一軒一軒訪問する営業方法。

<用法>
「営業部長は若い頃、新会社を知ってもらうために日曜以外朝から晩までドブ板営業をしていたらしい」

<解説・思い出>
昔の営業活動はとにかく対面すること重要で、担当エリアをつぶさに巡ることが大切とされていました。例えば自動車の営業職員も、個人宅や法人をつぶさに訪問したりしていました。

徒歩で訪問するので靴のかかとが減り、靴を何足潰したのかを自慢したりしていました。

インターネットの情報によると、元々は「溝板選挙(どぶいたせんきょ)」から来た言葉のようです。「溝板選挙」は、「候補者が路地の一軒一軒を歩いて回るような選挙活動。また、主に生活に密着した面での改善を主張して支持を訴える選挙。」(広辞苑第七版)ということです。

選挙活動を営業活動に置き換えて、営業職員を鼓舞したのかもしれません。

現在では非対面営業や反響営業も多くなり、また効率の面でもドブ板営業は推奨されなくなり、まず聞くことのない言葉になっています。

若い営業職員に言っても
「ドブ板ってなんスか?」
と言われそうです。

死語ランク:☆☆
☆☆・・・当時を知る人は知っていて、言った人に「古い人」という印象を持つレベル

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