心を開いてみた~蝶子さんへ~
前にも書いたけど、夫の親戚、姉、上司
そして部活OB会で出会うおっさん。いずれも初対面なのに
私にすんごい上から敵意だしてくるのなんで?
そもそも、初対面で上から喧嘩売る心境ってどんな心境って考えたけど・・・全く浮かばん。
私がそんなことなんてしたことないわ♥的な良い人間とかじゃなくて
人見知りだし、初対面ってそもそもそんな近距離でパンチ繰り出すぐらい
近づく???と思って。
なんでこうなる?と聞いたときに夫は「ふてぶてしさがオモテに
出ちゃってるのでは?」と言ったけれどナニソレ?
私に非があるような言い方してっけど、私に攻撃してくんの9割あーた側の人間だから💢
昔からニコリともしないで親、親戚からは「笑えばかわいいのに」と
言われて育ってきた。
部活の後輩からはいっつも「怒ってるんですか?」と聞かれた。
ほんとに怒ってないから、悲しい時は悲しい顔をするし
笑いのストライクゾーンが独特だけど深いので一旦ツボに入ったら
ずっと笑っているので
今で言うツンデレに引っかかって寄ってくる男子が多くて笑
だからルックスに関わらずモテたのはそういうわけだ。
そのハエトリソウみたいな自分のキャラが嫌いじゃなかったので
特にかえようとも思わずにきた。
結婚して、この土地が嫌いで人も嫌いで
常に貝に閉じこもってきた。それは自分でそうしていた。
サッカー少年団のお母さん方が仲良しで、うちの夫もお父さん同士で仲が良くてキャンプとか行っちゃって、そこだけ見て「いいなー」と思ってたけど「え、じゃあ行く?」と言われたらもちろんお断りするし
そもそもサッカー観戦をしているときに一人離れてサングラスかけて
試合を見て試合が終わったらひたすら本を読むということをしていたから、
それはつまり「話かけるな」ってオーラだったから
仲良い人ができるはずもなかった。
ところが、子育て終了間近!となった途端
恋愛小説やら映画を欲したのと同時に、本の友達が欲しいとか
お酒を飲めるようになりたいとか、余計な話を一切しなかった
営業マンとか患者さんに少しにこやかに話すことになったことで
私の貝が少し開いた感じがしたのだ。
開いたことで今まで目が向かなかったことに向くようになった。
それは顔だ。顔はついてればよし、程度の扱いだったし
お化粧とかも全く興味がないので
化粧水、日焼けどめ、ファンデーション・・・・以上である。
今日はお出かけ!って時はそこにビューラーとマスカラが加わるのと
口紅に色がつく、だけ。
だからアイメイクとか眉を描くとか粉??とか
目の周りキラキラしている人のシステムとか全くわからない状態である。
貝が開いてもすぐにお化粧とはいかない。なぜならどこから始めたらよいかわからないからだ。
この前友達と話していて、私うま煮を作ったことないな、里芋も触ったこともないなって気づいた。驚いた。この年になって友達に「里芋ってぬるぬるするよ。皮むくの大変」とか教えてもらってるのだから。
うま煮を作ったこともない私は、はい、まず何買いましょうか。
そしてこれは皮を剝きますか。剝いたらお湯は沸騰させますか?水から入れますか?レベルなのだが
お化粧もそのレベルなのだ。
何から買うか。どの順番でつけるのか。
うま煮なら失敗しても内々の問題で片付くがお化粧は人前に晒さないといけないから下手な失敗も公害になってしまうではないか。
というわけで、思い切ったお化粧はできない。
そんな時に「女は60歳からのお肌のために、一日二度
顔パックをするのがいいわよ」と小説の中に出てくる美魔女が言っていたのでその日からそうすることにした。二度は難しいけれど
たまっていたパックを毎日するようになったらお肌がしっとりしてきた。
冬の乾燥も乗り越えられそうな勢いである。
そして私がニコニコ話すようになったら、人が色々他の話をするようになった。へーー、こんなに話すことあったんだねえって思うぐらい。
ただ、基本は閉じ気味だから時々は開いてますみたいな感じかな笑
私はルックスと「自分の優しさ」に関しては
自己肯定感が低いのだけれど、基本は自分が一番、自分が好きという人間なので自信は低めではない。
むしろ「何を根拠にそんなに自信満々?」と言われるぐらいだ。
でも今まで自分だけに向かっていたベクトルが
何かをきっかけに外に向こうとしているのは確かだ。
そしてそのきっかけは小説だったり映画だったりnoteだったりする。
いつもコメントを頂く蝶子さんが本当に人の良いところを探す名人、
達人、師匠??レベル。
蝶子さんが私の文章にくださったコメントの返信を
コメント欄に書き切れなかったため、ここに書かせてもらいました♪
蝶子さん、いつもありがとうございます♥
この話は少し前に感じたことを書き留めて下書き保存してあったもの。
それに追記して完成することもできました。