すき家 A1席
A1席はカウンターの一番奥の席。
この席が好きで、空いているときはいつもそこに座る。単純に端っこが安心するというのもある。
一番奥なので厨房と店員さんの動きが良く見える。チェーン店の代表のように安い速いを追い求めたデザインだけど、それなのに染み出す人間味が好き。
厨房の棚上にならんだ小さいフィギュアたち。店員さんそれぞれの歩き方、話し方、細かいとこ、雑なとこ。世間話。
画一化されるほどに、画一化されていないところが見えてくる。個性がにじんでいる。人間はどうしようもなく人間だし、それが愛しい。