【自家製】ふんわりといちごの香りのおしりパン【苺酵母】
先週はバタバタと予定が入ってしまって、手をつけられずにいたパン焼きでしたが、今週はわりとのんびりです。
まとまった時間が取れそうなのが、とても嬉しい!
そういうわけで、早速月曜日の昨日、冷蔵庫で眠るいちご酵母の中種を使ってパンを焼きました。
中種自体をちょっと寝かせすぎている気もする上に、そろそろいちごの酵母液も使い切ってしまわないといけないかな?ということで、加水分の水の量を調整しつつ、酵母液をストレートで足して発酵力をプラス。
おかげで生地は、より「いちご」を感じられる香りになっています。
材料を合わせて捏ねて、一次発酵前の状態。
よーく見ると、いちごの種の粒々とか、ストレート酵母液に混ざっていたいちごの果肉っぽいものもあるんです。
これにラップをかけて2時間半ほど待ちました。
そうすると、こんな感じに膨らみます。
1枚目の写真と比べてみると、3倍くらいになっているかな?4倍まではいってない感じです。(ラップをつけたまま写真を撮ってしまったので、なんだか輪郭がぼんやりしてます)
かなりしっとりとしていて、取り出してみたら、台にぺったりとくっついてくる感じがありました。
計量したら390gだったので、1個65gで6分割して丸め、ベンチタイム。
その後、改めて丸め直して、二次発酵です。
おしりパンって、この状態の時が1番可愛いよなぁ、と思いつつ。
オーブンに入れる前にもう一度、ぎゅっと菜箸を押し付けて型をつけ、小麦粉を少し振ろうとしたら
ドバーッかかってしまって、青ざめた。
なんてこと。何故?
でも、このタイミングでリカバリーは出来ないから、仕方なくそのままオーブンへ。
おしりパンは焦げ色がつかいように、白いパンに焼きたいので様子を見ながら150〜160度に保ちつつ、17分焼きました。
小麦粉がつきすぎていたので、柔らかい毛のハケで落としたので、なんだかつるつるの見た目になっちゃっいました。
おしりが6個です。
焼き立てはふわんふわん。
パリッとした表面の中で水分がくるくるまわっているのかな?と思えるような、なんとも言えない手触りがあるんですけど、それを上手く文字で伝えられない。
ハリがありつつ、やわやわとして、適度なら重みがある感じなんですよ。
鼻を近づけてみると、甘いいちごの香りです。
これ、中種じゃなくて、ストレート酵母で焼くと、ほんのりピンク色の肌で、しっかりといちごの香りもして、それはまたとても心ときめく仕上がりになるんです。
おしりパン同様、こんがりと焼き色をつけすぎないイングリッシュマフィンなんかも、ストレート酵母で焼くと美味しいんですよねぇ。
焼き立てそのままを味見してみたい気持ちにもなりましたが、夕飯前だったので我慢。
今朝に持ち越しました。
本日の朝は、仕事帰りに恵比寿のアトレにある【ル・グルニエ・ア・パン】さんで購入した、チーズのフーガスをメインにして、このおしりパンも一緒にリベイクし、マーマレードを添えました。
一晩たっているけれど、しっかりと水分のある重さと滑らかさ、ふわんとした弾力、そして、やはりいちごの優しい甘い香り。
ちょっと愛しくなっちゃう感じのパンです。
マーマレードを出しておいたけれども、何もつけなくてそのままで大丈夫でした。
可愛いサイズとフォルム。
この季節限定の味わい、香り。
明日はこれでフルーツサンドも作ってみたいです。
カンパーニュなどのハード系も好きだけど、こういうソフトなパンもやっぱり好きだな♪