【季節を楽しむ】花山椒の醤油煮
その袋を開けた時から、ものすごくいい香りなのです。もう嬉しくなっちゃいました。
昨年は「実山椒」を分けていただき、我が家では、山椒醤油、山椒オイル、そしてジンに漬け込んだ山椒酒を作ったのですが、今年はなんと「実」じゃなくて、「花」を分けていただきました。
学生時代からの友人の滋賀県にあるご実家で採れたもの。友人のお母様が「さっちゃんにもどうぞ」とわざわざ直接、私のところへと送ってくださったものです。
素敵なお手紙とともに届いた季節の香り。
ふんわりたっぷり入っていて、ふかふかな感触。ジップを開けると、ふわぁ〜っとあの山椒の香り、いまだに花粉症が続き、このところは黄砂でもやられちゃってる私の鼻と喉が生き返りました。すごい、このスッキリ感、最高!
ザルにざっとあけてみたら、何この可愛さ♪
今、まさに私が庭から摘んできましたよ、みたいな雰囲気じゃないかー、新鮮!すごい!
計ってみたら130gほど入っていました。
全部をお醤油で煮てしまおうかと思ったけれど、サッと下茹でしただけの状態でも冷凍保存出来るということで、いわゆるプレーンな状態のものも残すことにしました。
50gをまず取り分けて、プレーン用に。
お湯を沸かして、サッとくぐらせるように茹でてザルに揚げます。
緑が濃くなったかな?でも、お湯にもしっかり色がつきました。
こちらは絞らずに、でもなるべくしっかりと水気を飛ばしてから、さらに3つに分けてラップで包んで冷凍しました。
煮魚の仕上げに入れたり、お料理のアクセントに使ったり、用途を考えるのも楽しいです。
あとはクッキーとかスコーンなんかにも入れてみたいなぁ。どんな感じになるかしら?ちょっと実験みたいだけど、やってみたい!
去年のよもぎスコーンみたいに上手く、そして美味くいくといいなぁ。
さてさて、そして残りの80gは、醤油、酒、味醂でシンプルに煮ました。
弱火から中火にかけて、焦がさないように煮詰めていきます。
最初、花山椒の量に対して煮汁が少な過ぎるかな?と思ったけれど、煮ていくうちに花山椒のカサが減っていくので、煮汁は少なめくらいでスタートするのが正解みたい。
詰めすぎない程度でストップさせて、味見をして良ければもうこれで完成です。
実山椒よりも穏やかな辛みという印象です。
お花の黄色が少し残っていて、粒々しているのもなんだかいいですね。
いつもこういう時に使っている保存瓶にちょうど入る量となりました。
スッキリとした辛みが大好きな山椒。
汁物に散らして、ふわっとお花が浮いても楽しい一品になるのかなぁ、やってみなくちゃ。
でもまずは炊きたてごはんから、かな?
季節のお楽しみを分けていただけて幸せです。
ありがたく、いただきます!
↓こちら、去年の実山椒セット(とその他お土産セット)