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千住の観察記

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江戸東京・千住のまちの空間構造を観察する手記。 通りや路地、古い建物などでつくられるまちの雰囲気や“らしさ”の本質を、ぼくの目が語ります。
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2021年5月の記事一覧

千住のコンポジション 〜その奥へ〜

千住のコンポジション 〜その奥へ〜

ぼくの目が、千住のまちの空間構造について、見て、歩いて、考えてきたこと。少しまとめてみます。

江戸、東京、千住

江戸四宿のひとつとして栄えた千住は宿場町。1625年に建設され、日本橋から2里(約8km)に位置する初宿。日光街道、奥州街道へ続く江戸の北の玄関。隅田川の舟運が盛んで河岸と街道が交差するため、たくさんの人やモノが行き交った。
約400年後の現在。舟運が鉄道に変わったものの、時代の変化

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