君と同じ傷を負いたい
僕も、僕も同じところに傷をつけたい
そしたら、「君には分からない」なんて、そんなこと言わなくなるだろう?
僕も、君と同じ傷を負いたい
そしたら、君の1番の理解者になれるだろう?
君の1番苦しかった過去に、僕はいなかった
君が人に助けを求めなくなる前に、僕はいなかった
「君は悪くないよ、この世界が悪いんだ」
「君と同じ境遇にあったから、気持ちはよく分かる。こうだろう?」
君が感情を無くした経験があるなら、僕も感情を無くしたい
君が孤独を経験したなら、僕も孤独になりたい
君の辛い状況を代弁してくれた歌があるなら、僕はその作家になりたい
「一番辛いときに居られなかった、ごめん」
そう思ってくれる相手を
探してるのかもしれない
僕自身が、1番辛い時に、未来でそう思ってくれる相手を求めてるのかもしれない
行っておいでよ
同じ傷を持つものの元へ
あなたの中で私が死んでも、私の中であなたは生きてる。傷を隠すあなたの欲が溢れる姿と、深層の中にいるあなたの隣にいたいと願う私が生きてる。
あなたを見る私の目を、潰さずに手放したね
私もあなたも偽善者