あぬ

いろんな言葉が頭に浮かんで、パンクしそうなので書いて発散してます そのため、ジャンル?…

あぬ

いろんな言葉が頭に浮かんで、パンクしそうなので書いて発散してます そのため、ジャンル?はバラバラかもです ハートがすごく励みになっています ありがとうございます 投稿内容の詳細は、コメント欄に書いてます

最近の記事

振り子

ぼーん、ぼーん こつこつこつ 必ず手の中に 戻ってきてくれる ぽーん、ぽーん かちかちかち 静かに手を伸ばし 受け止める ぽーーーーーーーー 離れていく、離れていく 掴めない 離れていく 手を伸ばせない 離れていく SNのように もうくっつかない 離れていく ただ見るだけ 遠ざかる ちぎれるのを待つ 掴めない もうくっつかない くっつけ 掴め 来い ちぎれちゃった

    • 長い夢を見る

      泣いている 撫でるの繰り返し 行き場のない思い出が 耳鳴りでかき消されるように 力の入った空振りが 自分に襲いかかる 泣いている 撫でるの繰り返し 辛い時にずっと一緒にいてくれるのは 自分 頼りにならない自分の手 それでも撫で続ける 愛で続ける

      • 「がんばれ」を求めていない時

        辛い状況で他人から「がんばれ」と言われて、なんか求めている言葉と違う……と思う時がある けれど、「がんばれ」と言われてエンジンがかかる時もある その違いは何か考えてみた 「がんばれ」というのは、その人の背中を押すような言葉 「がんばれ」を求めていない人はどんな人か 落ち込んで、目的を見失ってうずくまっている人 「がんばれ」と背中を押すような言葉を言われても、どこに進めばいいのかわからないし、立ち上がるのに精一杯だしで、どうしようもない どこに頑張って行けばいいのか、

        • 遠くにいた海賊

          あの橋の向こうに、大きな船が見えるでしょう? あれ、海賊なんだよ 最初はもっと遠くにいたんだけど、日に日に大きくなってるの 何かを盗みに来てるのか、偵察しに来てるのか はたまた、財宝を自慢しに来たのか 大きくなっていくの いつか、ここにたどり着くのかな 少し怖い けど、ちょっとワクワクしてる もし、私と海賊が戦ったらどっちが勝つかな 私は弱いから、きっと全て海賊に譲っちゃいそう それでもいいと思ってしまう 「大きくなるモノ、次第に全てを奪い、我々は思いを馳せる」

          君と同じ傷を負いたい

          僕も、僕も同じところに傷をつけたい そしたら、「君には分からない」なんて、そんなこと言わなくなるだろう? 僕も、君と同じ傷を負いたい そしたら、君の1番の理解者になれるだろう? 君の1番苦しかった過去に、僕はいなかった 君が人に助けを求めなくなる前に、僕はいなかった 「君は悪くないよ、この世界が悪いんだ」 「君と同じ境遇にあったから、気持ちはよく分かる。こうだろう?」 君が感情を無くした経験があるなら、僕も感情を無くしたい 君が孤独を経験したなら、僕も孤独になりたい 君

          君と同じ傷を負いたい

          真理について考えたこと

          「努力は必ず報われる」 本当に報われた人もいれば、どうしようとなく報われない人もいる 短期的に報われた人もいれば、長期的に見れば報われた人もいる 人間全員が、必ずしも「努力は必ず報われる」訳では無いかもしれない どの程度の努力なのか、どの角度の努力なのか 何を持って報われるというのか 人それぞれ違う その言葉は、全ての人に共通する真理でないかもしれない だからこそ、人は自分の都合に合わせて言葉を作る 幸せになりたくて、あの言葉は本当だと言い 幸せになりたくて、あの言葉は嘘だと

          真理について考えたこと

          私にとっての恐怖

          意識が朦朧としていて、言葉も返ってこず、ただ心臓を動かしているだけ生物 私はこれらを目の当たりにした時、どう思うだろう 魂や仏の心など、もうそれらも感じ取れないほどにボロボロにされた姿を見て、どう思うだろう 私にとっての恐怖は 人間社会というものが崩れ、ただ人間という概念すらも怪しくなった、生きるモノを目の当たりにした時 今までの現実とは違う常識が、津波のように襲いかかり、蛍光インクで無理やり塗り替えられた時 人間同士の意思疎通が、途絶えた時 生物としての役割を終え

          私にとっての恐怖

          今から旅立つ

          全く違う景色が見えた 心臓を痛みつけてまで走って、なんの意味があったか分からなかったけど ねぇ、輝いてるよ、海が ほら、魚が飛んでる 足の裏の感触 敏感な癖に走り回った 気にならない 僕はもう何も知らない世界まで飛び込めたよ 今から、もっと深い もっと遠くまで 泳ぎに行くよ ゴーグル?いらないさ シュノーケル?必要ない ああ、行くよ 秘宝を隠した大地の深く ああ、なんて壮大な宝探しだ 今から旅立つよ 独りで!

          今から旅立つ

          正論だけを言う、私の友達の親へ

          社会がいくらでも正論言ってくれる。 親は、子どもの今まで苦労したこととか頑張ったこととか、何も見てなかったの?正論しか言えないの? 親だけにしか言えない言葉は、あるはずだよ。 親は社会人かもしれないけど、あなたは新人社員を育成してるわけじゃない。 あなたの身から出てきた子どもを今まで育成してきた。 そんなあなたが子どもに言える言葉はそれだけ? 子どもの何を見てきたの? 社会の厳しさは、子どもは充分に体感する。 あなたがやるべき事は、疲れてボロボロになってる子どもに対して、追

          正論だけを言う、私の友達の親へ

          赤信号

          背中を追った 雨の異質な香りがする方へ 鉄の香り 高鳴る機械音 か弱い盾 赤信号の先 メガネを外してもぼやけて光る このまま追ってしまおうか 追い越してしまおうか 青いランプが光る前に いってしまおうか 一雫の思い出 ずぶ濡れの私を置いて、前を歩く 今更傘なんて、いい度胸 宙に浮くぐらい軽くなった足音がどこかで聞こえる へばりついて離れない足元が見える いってしまおうか 追い越してしまおうか 青いランプが光る前に

          逃げ腰のあなた

          あなたは、オカルトな情報を信じない 「お化けはいない、占いは馬鹿げている、 運命も気のせい」 矛盾のある人間こそ、人間らしい だけど、自覚しないのはかっこ悪い あなたがなぜ、自分よりいい人がいると私に言えるのでしょう 運命が気のせいというのなら まだ出会っていない人が、自分より良い人だと予言するあなたは 何者なの 占い師なの そういう時だけ言うんだ 真実なんて見ちゃいない あなたが1番現実を見てない 見えない未来を押し付ける しかも、他人の未来 逃げる口実、もっとかっこ

          逃げ腰のあなた

          言いたい

          言いたかった 言いたいけど、言えない 言いたいけど、言わない わかって欲しい けど、もう言えない 言う機会があったとしても、頭が空っぽになってて、結局言えなくなるのがオチ 悔しい 言い返したい 矛盾を教えたい 分かってくれるはず でも言えない、言わない 本質をつくような、心にグッと刺さって抜けない言葉を 私が言わなければ、一生気づくことのない言葉を 言いたいよ

          シツレン

          どうせ言っても変わらない 少なくとも、私の望んだ通りには変わらない ねえ、私の時間返してよ 楽しみにしてた私の時間 ずっと待ってた私の時間 約束を信じてた私の時間 あなたは、時間を無駄にすると直ぐに不機嫌になるくせに、私に平気でそういうことするんだもん なんて浅はかな人間 なんて欲深い人間 なんて薄情な人間 ああ、私だけだった 私はあなたしか見てなかった あなたは違う方を見てた 私は未熟だね 初めて人を好きになると、どれだけ耐えてもやっぱりあなたに傾いた 私は未熟

          外やだ!何もしたくない!

          全然気分じゃありません 何もする気起きません 玄関で靴を履きながら呟く 「家に帰りたい…」 本当に何もしたくないんです 朝の日差しは暑すぎるし 眩しすぎるし車はうるさいし 「外に出るんじゃなかった…」 それでもやることがあるんです めちゃくちゃとてつもなく ありえない程嫌だけど 「行くしかないか…」 なんのために? 分かりません、お金のため 人様のため、自分のために 「うーん…なにしてんだろ」 唯一好きな場所があります 先ほどお話しした、家です 帰りたいです今すぐに

          外やだ!何もしたくない!

          【詩】深縹(こきはなだ)04番

          くたびれた 歩く先に錆びた電柱 深縹の04番 自慢のアイシャドウを身に纏う 通り過ぎるハイライト マットで深い暗い街 もうすぐよ イヤホン片手に歩く人 深縹の04番 古い歌詞にまだ涙を流してる 預けたリップを生ゴミに 今日はラメが隠れてる

          【詩】深縹(こきはなだ)04番

          【詩】天使の歌声を聴けたなら

          羽根が上がる 啜り泣く声が聞こえてくる 耳が震える 助けてと呼ぶ声が聞こえる ごめんね、助けられなくて ずっと、閉じ込めさせちゃって 寂しがり屋さん 私の声、聞こえる? どこかで鈴が鳴っているでしょう あなたの出番ってことよ 本当は、忘れたい歌声 私が眠る前に、聴かせておくれ まだ泣いている 少しだけなら、出てきていいよ 今なら聴けそう あなたは知らないようだけど あなたを忘れることは一時もなかった おいで、鈴が鳴ってる 天使の歌声を聴けたなら 私はもう死ぬわ 今の羽根

          【詩】天使の歌声を聴けたなら