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『あの日、知恵熱が出たんだ。』殺人事件
プロローグ
テレビのゴールデンタイムからラジオのゴールデンタイムに移ろうとしていた深夜の手前、コンビニの駐車場に停めた車内で、
藤井和也は黙ってスマホとにらめっこをしていた。
ダウンロードしたアプリはnote。
煩わしさにも慣れて、それを感じさせないようスムーズな手つきでアカウントの設定を終えた。
手馴れているのは藤井が今時の若者だからではない。四十をとうに超えてる中年である。
not
プロローグ
テレビのゴールデンタイムからラジオのゴールデンタイムに移ろうとしていた深夜の手前、コンビニの駐車場に停めた車内で、
藤井和也は黙ってスマホとにらめっこをしていた。
ダウンロードしたアプリはnote。
煩わしさにも慣れて、それを感じさせないようスムーズな手つきでアカウントの設定を終えた。
手馴れているのは藤井が今時の若者だからではない。四十をとうに超えてる中年である。
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