苦手な人との距離感
皆さんこんばんは。昨日、お笑いライブに行ったという投稿をしたのですが、そのライブ後プチ同窓会が行われ、10年ぶりに塾の同期や先生にお会いしました。今日はその同窓会後に考えたことについてお話しします。
皆さんには「苦手な類の人」はいますか?
私は
・学歴で人を判断する人
・お金が全ての人
・否定からはいる人
・自分の話をきいてほしい欲を満たす時にしか連絡してこない人
などが苦手です。(もっとたくさんあります笑)
昨日私が出会ったのは「会ってすぐ、大学どこでたの?会社名は?」と聞いてくる人です。
10年ぶりに会ってまずそれを聞いてくるメンタルの強さと、会社などで社会的な立ち位置的なものを判断されている(感じがする)恐怖をとても感じました。
だって10年ですよ・・・?
頻繁に会っていて、相手がどんな業種かなど知っていて会社名を聞くのはまだしも、会ってすぐ社名を聞いて、ネットで検索されたんです。その方は、自分の大学名会社名なんて自分から言ってないのに。
なんだか、一気に洋服を剥がされたような気持ちになりました。
その人は塾の同期なので、もちろん同い年なのですが、私が勤めている会社よりはるかに有名な企業で、卒業大学も私より華やかで。大学もいわゆるキラキラしたところで、一瞬で劣等感を植え付けられたんです。
もちろん、相手はそんなつもりないだろうし、私が勝手に上下関係をつけるように判断してしまっているのですが、それでも身包みを剥がされたような気持ちになったという事実と、あまりのモラルのなさにすごくがっかりしました。
無論、そういう人たちは、そういうコミュニケーションの取り方を当たり前としているので、もう私がそれを遠ざけるしかないんですよね。
特に今の私は、休職して病院に通って自分の世界にかんたんに閉じこもることができる環境にいて、今身近にいる友人や恋人はサポートしてくれる「味方」的存在です。
だからこそ、苦手な人との距離はここ数ヶ月とても遠かったのです。
「もう大丈夫」と思って今回は同窓会に参加しましたが、全然大丈ではありませんでした。
前なら、笑って誤魔化して自分を下に下げることで、周りの人を気持ちよくしていましたが、今はもうそれができないし、したいとも思いませんでした。
苦手な人に対してすごく新鮮に「疲れるな」と感じました。
帰ってきて、そのストレスから解放されて好きな香りに包まれる。帰ってきてホッとした。そう思っていても苦手な人から受ける強烈な印象やエネルギーのようなものはなかなか消えてくれません。
器用な人はそこでうまく切り替えられたり、反面教師にしたりできるんですよね。きっと。
2度と会わないという選択ももちろんあると思います。
でも、そううまくはいかなくて、1人を遠ざけてもまた新しい敵が出てくるんですよね。
しかも面倒なのが、私は元々人と関わるのは好きなので、自分の殻には閉じこもりたくないし、いろんな価値観も知りたい。だから遠ざけすぎてしまうと今度は新しい見解を得ることができなくなるという状況もまたつまらないなと思ってしまうのです。
例えば今回のように学歴について聞かれたら、「なぜそれを大事と思うのか?」を都度本人に直接問えるようになりたいです。
めんどくさいと思われても別にいいです。だって、どうせ私の苦手な人だから笑
もしそれで「あ、そういう考えもあるんだ」と新しい発見があれば「実は私は学歴は重要じゃないと思う派で」と議論のテーマにしちゃえばいいと思います。それで今度は「この人めんどくさい。苦手だ」と思われて、相手から距離を取られても、別にいいと思うのです。
苦手だから「嫌い」と決めつけない。
その絶妙な距離感をうまく自分でコントロールできるようになれば、それは自分の強みにもなります。
そうやって、一つ一つの疑問や感性に積極的に触れることが器用にできたらいいですね。