見出し画像

感性と投資と意思決定

noteで投資ログを綴る私が今日、書かないわけにはいかな記事がある。
そうです。

note株式会社上場したんです。
そして、私、株買ったんです!
しかも…

sbi証券 長男名義NISA口座 12/21約定

100株ではなく200株!

ということで、少しいつもと異なるトーンで書き出してみたが、ここからは通常モードに切り替えて、最近買った銘柄をnote含めて3つ紹介しよう。
程度の差はあれ、いずれも共通項のある銘柄たちだ。

至近の投資市場の振り返り

本題に入る前に、もう少し最近の投資ログの振り返り。
11月に執筆したが、2,100株保有していたユーザベース株TOBが11/9に発表された。

投資を10年近くやった中でTOB対象となった保有銘柄は初。
そもそもTOBが何かも正確な知識する有しておらず、どうやら証券口座を新たに作る必要があることを知る。

そこで、買い付け価格である1,500円付近で全数売却。
概算で約300万円のキャッシュが手元にできたこと、それによってこのキャッシュを別の銘柄に投資をしようと思ったのが背景にある。

購入銘柄その①かどや製油

ごま油を作っている会社ですね。
ごま油業界では、圧倒的なブランディングにより地位を築いた会社。

https://www.kadoya.com/number/

1858年小豆島で創業。
ごま一筋で事業を経営。
国内ごま油シェアが約50%
(感覚的には95%!と思えるのはこの会社のブランディングの賜物。)

購入のきっかけは、「悪玉コレステロール」「食事」で検索して出てきたのが、ごま油であり、かどや製油。
※私は体脂肪が1桁である一方で悪玉コレステロールは毎年、健診の鬼門であり、ご多分に漏れず今年も再検査の対象になった…

約1ヶ月くらい値動きを見ていて、株価が安定している中で、一時地合いにつられ下がったタイミングで3,510円×100株を12/14に購入。
黒田さんの昨日の発表後も、かなり持ちこたえていて、含み損は本日終値ベースで▲1,000円とは極めて優秀だろう。

ちなみに、小豆島には友人がいて、この島を訪問したこともあり、なにかを感じたことも購入の一因だ。こういうの大事。

購入銘柄その②サンクゼール

これは、noteのIPOがきっかけでたまたま上場日が同じで気付いた銘柄。

このHPにアクセスした瞬間に直観的にここの株を買おうと思った。
「久世福商店」の響きが、「中川政七商店」みたいになんかかっこいい。
(別にマーケティングに騙されているかもしれないけど別にそんなことはどうでもいいし、死ぬまで騙された方がなんなら幸せだと思う。)

さすがに、HPの写真を見て株購入の意思決定ボタンを押したわけではなく、企業理念とかを読んでみた。

お客様と家族のために手作りしたりんごジャム、楽しんでいただいた食卓の風景を原点として語り伝えます。

株式会社サンクゼールHPより

私たちは、世界中の人々に、おいしく健康で高品質な食をバリューを持って提案し、豊かな食卓と暮らしを楽しむ時間と、人と人が集いつながることのできる場を提供します。

株式会社サンクゼールHPより

2035 年、日本を始めとする先進国では、リアルなコミュニケーションの場や地域の食を求めて田舎暮らしや自然に価値を置くライフスタイルが、もはや当たり前になっている。一方で、世界はデジタルの力でより身近になり、AI 化、効率化によって私たちの仕事は創造的なものに置き換わっている。

株式会社サンクゼールHPより

これだけ読めば、もう投資の意思決定には十分だ。
IRのページは1文字も読まないまま、仕事もスーパー忙しいので普段使わない、成行機能で100株を購入。

sbi証券 次男名義特定口座 12/21約定

クラシコムがそうだったように、IPOの後にどんどん株価が下がったイメージはクリアにもっていた中で即決英断した自分を褒めたい。

購入銘柄その③note

最後は今日の主役、再登場。
noteが上場したら株を絶対に買おうと決めていたけど思ったよりすぐにこの計画が実現した。

購入銘柄その①②とも共通する話であるが、私の投資の意思決定で最も重要視することは感性だ。

好き!」「かっこいい」「憧れる」「クリエイティブ」というセンサーが働いた株は株価や指標のチェック前にまずは買うことを心がけている。
PDCAではなく、DoからはじめるDCAPだ。

デジタル社会で色んなものやサービスがデジタルテクノロジーにより汎用化される時代において、会社や商品がもつ世界観とかストーリーとかが極めて差別化の重要な要素となる。

わたしたちは「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」をミッションに、表現と創作の仕組みづくりをしています。メディアプラットフォーム・noteは、クリエイターのあらゆる創作活動を支援しています。

note(株)の会社概要の記事

自分自身にクリエイティブな要素は弱みと自覚しているのとは反対に、クリエイティブな人にはものすごくあこがれとリスペクトがある。

だから、クリエイターのあらゆる創作活動を支援するnoteは私にとって大好きであこがれで、リスペクトする存在だ。

ここまで綴ったところで、さて、財務諸表は?PERは?となるわけもなく、200株を購入。(中途半端!というツッコミ待ち。)

基本は今後も買い足して1,000株くらいは保有する方針だ。
約300万円のキャッシュのたかが1割強と思うと大したことはない。

まとめ

3銘柄の共通項と冒頭書いたけど、私の意思決定の大きな要因を占めるのがこの感性を刺激する銘柄かどうかだ。
勝率100%とは言わないが、割と自分の感性に自信がある。

また、好きかどうかで投資の意思決定をするメリットは含み損が出ても、気にならないし、儲かったら経済的価値以上の喜びがある。

150年以上の歴史ある会社と上場したばかりの若い会社という点においては正反対であるが、私の感性を刺激する点では共通点のあるこの3銘柄。

好きで買った株なので、長期で保有することに間違いはないが、せっかくなので、長~い目で見て、成長飛躍する会社に経営に期待したい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?