苦手なものは"人間"
あなたの苦手なもの・ことはなんですか?私は"人間"と答える。
植物を育てるのは得意だし、動物に好かれる人間である私は、"人て本当、厄介だなあ"とよく感じる。
子供の頃から人とのおしゃべりは好きだしコミュ力が高いと言われたこともあるけど、人の感情やエネルギーに敏感すぎるせいか、居心地の悪さを即座に感知してしまう。
"この人は裏の顔があるな"
"私を利用しようとしているな"
"この人といると何か疲れる"
"どうもテンションが合わない"
野生の感のようなものが敏感に働き、猫のように警戒態勢に入る。
特に海外に住んでいた頃より日本の方がこれを感じる。日本は"本音と建前"を使い分けている人が多く、私にはそれが丸見えでかえってややこしい。
外国の人たちは裏表がない場合が多いし、そのままの私でいられたので、神経質な私には楽で付き合いやすかったのだろう。
学校や職場では、努力して感じよく接して、苦手な人とでも上手くやれるようかなり無理をしていた。
でも私は馬鹿正直なので、顔や行動に警戒心がもろ出ていただろう。本当にストレスでならなかった。
そんな私も、"人が苦手だ"と認めればいいんだと気付いた。
苦手な人と無理して関わらなくても良い。別にみんなから好かれようとしなくたっていい。
何か問題があるなら相手によってはハッキリ言うようにもなった。それでも解決しないなら離れればいい。
残念なことにズルい人はたくさんいる。そんな人とわかり合おうとする時間と体力は無駄だと悟った。
人を信じることが難しい私でも、"私を理解してくれる人はちゃんといる" そんな自信もついたのかもしれない。
ストレスなく付き合える人や動物と過ごしたら良いし、趣味や勉強に1人没頭した方が、日々の幸福度が増す。
そして親しき仲にも礼儀は忘れないように。
©︎Bohemian Wonder