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いまわのきわと、命のバトン
ほんの数時間までは息をしていたのに。
体にぬくもりはあるものの、息を引き取っていて、時間がそこで止まってしまっていた。
父を看取った時に、痩せ細った体を撫でながら、あぁ、命は終わってしまうんだということを感じたのでした。
50年も生きてきて、わかってなかったのですか?なのです。
頭では、理論ではわかっているけど、
わかってなかったんです。
ふと、横田管長のYouTubeで
相田みつお美術館の話がでたので、
10数年ぶりぐらいにきてみました。
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10数年前は30代。
自分の弱さやがんばれないとことかダメなところを、にんげんだもの、いいよね、という解釈で書を眺めていたように思います。
今日は感じたのは、
生きているいのちの尊さと
今、ここに生きていること、生かされていること
それを改めて感じる書に心が沁みました。
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それを気づくことができたのは
父の看取りだったのだと思うのです。
この一年は、どんな時も今を大事にしたいと思います。
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