LovingKindness

イエス様大好き人間です。 今回は、イエス様のもう一つの証『モルモン書』の中のイエス様を…

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イエス様大好き人間です。 今回は、イエス様のもう一つの証『モルモン書』の中のイエス様を信じ従った人々の模範から、わたしたちの毎日の生活の中で喜びを得て、幸せな生活を送るための原則について考えてみたいと思います。

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01_はじめに

 『モルモン書』は宗教書です。副題にもありますように「イエス・キリストについてのもうひとつの証」です。 エズラ・タフト・ベンソン大管長は, モルモン書の目的について次のように述べています。  「モルモン書」は, イエス様が確かに神の独り子であり, 全人類の救い主であることを示しています。それが主な目的であり, 「モルモン書」を記録した預言者や記録者の意図しているところです。しかし, 「モルモン書」は, 指導者の説教集ではなく, イエス様に従う人たちによって, その福音の教

    • 50_「わたしがこれらのことを…話すのは、主なる神が…授けられる祝福のことで…喜びを味わ〔う〕…ようにするためである。」(2ニーファイ9:3)

      ジェフリー・R・ホランド長老はヤコブの記録に言及し、わたしたちがイエス様とその贖罪を中心に生活するならば 自分とそれに続く子孫に大きな祝福と喜びをもたらすことができると語っておられます。  それでは、ヤコブはイエス様の贖罪についてどのような記録を残しているのでしょうか?  以下は、ヤコブがイザヤの言葉を引用しながら「贖い」について語った言葉です。(9章の前半です) D・トッド・クリストファーソン長老は, わたしたち人類にとってイエス様の「贖い」がいかに大切かを次のように語

      • 【ミニ情報:2ニーファイ9章:贖いの力を認識する】

        モルモン書は、イエス・キリストを証しする第二の書物です。そのモルモン書の大切なテーマの一つは、わたしたちにイエス様の贖いの業についてもれなく教えるためのものだと思います。モルモン書の各時代の預言者は繰り返し繰り返し、イエス様の贖いの業に言及しています。この2ニーファイ9章もそうです。  2ニーファイ9章について、ジョセフ・フィールディング・スミス大管長は次のように教えておられます。 今日は、「贖いの力」について、わたしがいつも忘れないようにしていることです。ボイド・K・パ

        • 49_「主はシオンを慰め、すべてその荒れた所を慰められる。主はその荒れ野をエデンのようにし、その砂漠を主の園のようにされる。そこには喜びと楽しみがあり、感謝と歌声がある。」(2ニーファイ8:3)

          ソルトレイクシティのダウンタウンから15分くらいのところに「ディス・イズ・ザ・プレイス・ヘリテージ・パーク」があります。ここは、1847年にブリガム・ヤング大管長が、開拓者の一団を山の頂に導いて、その上から当時はまだ荒れ野であったソルトレークの盆地に臨んでこの聖句を語り、その将来を予言されたところです。公園の展望台からソルトレークの街並みを見ると確かにこの予言が成就しているということを思わずにはいられません。   インスティテュートの生徒用教材には次のような記事があります。

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        01_はじめに

        • 50_「わたしがこれらのことを…話すのは、主なる神が…授けられる祝福のことで…喜びを味わ〔う〕…ようにするためである。」(2ニーファイ9:3)

        • 【ミニ情報:2ニーファイ9章:贖いの力を認識する】

        • 49_「主はシオンを慰め、すべてその荒れた所を慰められる。主はその荒れ野をエデンのようにし、その砂漠を主の園のようにされる。そこには喜びと楽しみがあり、感謝と歌声がある。」(2ニーファイ8:3)

        マガジン

        • モルモン書:ニーファイ第二章
          18本
        • モルモン書:はじめに〜概説
          7本
        • イースターアドベント2024
          9本
        • モルモン書:ニーファイ第一書
          33本

        記事

          48_「主なる神がわたしを助けてくださる…主は近くにいて…わたしを助けてくださる。」(2ニーファイ7:7-9)

          以前にも書きましたが、幼い時からこの歳になるまでクリスチャンとしての道を歩んできたのですが、振り返ってみますと、常には、主の喜ばれる教会員ではなかったと思います。度々、主を悲しませるようなことをしでかしたわたしです。でも、今もこうしてクリスチャンとしての道を歩み続けられているのは、どんな時でも主の特別な愛を感じられたからだと思います。   ですから、ここでヤコブがイザヤの言葉を引用して民に読み聞かせている気持ちがなんとなくわかるような気がします。 イザヤは、主の気持ちを代弁し

          48_「主なる神がわたしを助けてくださる…主は近くにいて…わたしを助けてくださる。」(2ニーファイ7:7-9)

          47_「わたしヤコブは、これらの言葉について少し話したい。…主は、そのエルサレムにいた人々がすでに殺され、また囚われの身となって連れ去られたことを、わたしに示された。しかしながら、主は、彼らが再び帰って来ることをわたしに示してくださった…」(2ニーファイ6:8-9)

          ヤコブは、ここで、エルサレムにいるユダヤ人は主に背を向けたために、ある者は殺され、またある者は囚われの身になって連れ去られたことを主によって示された、と記録しています。これは、リーハイやエレミヤ,またほかの預言者たちが預言していたことですが、実際に、紀元前 587年頃に起こったバビロニア王国のエルサレムの征服、そして、多くのユダヤ人が連れ去られたバビロン捕囚として成就しています。しかし、ヤコブが主によって示された通り、その後、バビロニア王国に連れ去られたユダヤ人の子孫たちは,

          47_「わたしヤコブは、これらの言葉について少し話したい。…主は、そのエルサレムにいた人々がすでに殺され、また囚われの身となって連れ去られたことを、わたしに示された。しかしながら、主は、彼らが再び帰って来ることをわたしに示してくださった…」(2ニーファイ6:8-9)

          【イースターアドベント⑨】今日からクリスマスまでの日々

          「イエス・キリスト」という人物について、多くの人々は、クリスチャンであるとないとに関わらず、クリスマスを思い出し、イエス様の誕生をお祝いします。それに比べて、復活祭にイエス様の死と復活を記念し、イエス様の行われた贖いの業、贖いの力に感謝する人はクリスマスほど多くはないように感じます。でも,ゴードン・B・ヒンクレー大管長は、次のように語っておられます。 この「イースター・アドベント」(勝利の入場から復活までのイエス様の最後の一週間の記事)は、イエスの生涯と死と復活を記念し、そ

          【イースターアドベント⑨】今日からクリスマスまでの日々

          【イースターアドベント⑧】復活

          Happy Easter! 復活祭、おめでとうございます!  イエス様は十字架にかけられてから3日目の日曜日の朝に復活されました。 それでは、ここで動画を見ながらもう一度「聖週間」に行なわれたことについて振り返ってみましょう。 https://www.youtube.com/watch?v=l6YGDGzFJGQ また、その後、エルサレムの人々だけではなく、アメリカ大陸にも復活された御姿を現されました。 https://youtu.be/yZOUeF7ekUg ジョセ

          【イースターアドベント⑧】復活

          【イースターアドベント⑦】土曜日:霊界での働き

          この日の出来事は、四福音書には記録されていませんが、後に、ペテロが次のように記しています。 十字架に掛かられてから復活までイエス様の肉体が墓に横たえられていた間に、イエス様は、霊界を訪れられ、そこで霊たちに福音が宣べ伝える業の扉をお開けになられ、すべての人々への救いの道を備えられました。   ブリガム・ヤング大管長は次のように述べておられます。 そして、1918年、ジョセフ・F・スミス大管長の受けられた示現によって、イエス様の霊界への訪れの様子や目的がもっと明確に知らされ

          【イースターアドベント⑦】土曜日:霊界での働き

          【イースターアドベント⑥】金曜日:受難

          この日、イエス様は、ゲッセマネの園で捕縛された後、ユダヤ人の裁判とローマ人の裁判を経て、カルバリ(ゴルゴダ)の丘で十字架の刑に処せられました。こうして、イエス様は贖いの業を完成されました。 エズラ・タフト・ベンソン大管長は次のように教えておられます。 わたしは、この部分を学ぶとき、いつも心に残るのがイエス様の「十字架上の7つの言葉」です。イエス様のさまざまな神聖な特質を垣間見ることができ、その深い愛を感じることができるからです。   ●「父よ。彼らをおゆるし下さい。彼らは

          【イースターアドベント⑥】金曜日:受難

          【イースターアドベント⑤】木曜日:最後の晩餐・ゲッセマネの園での祈り・捕縛

          この日、ユダヤ人は「過越の祭り」でした。「過越の祭り」は、イスラエルの民がエジプトでの奴隷状態から解放されたことを記念する特別な日です。イエス様も弟子たちと共に過越の食事をされました。このとき、イエス様は、種入れぬパンをさいて言われました。「とって食べよ、これはわたしのからだである。」(マタイ26:26)また、杯をとって言われました。「この杯から飲め。罪のゆるしを得させるようにと、多くの人のために流すわたしの契約の血である」(マタイ26:27-28)このとき以来、わたしたちも

          【イースターアドベント⑤】木曜日:最後の晩餐・ゲッセマネの園での祈り・捕縛

          【イースターアドベント④】水曜日:香油を注がれる 

          この日のイエス様のされた業については何も書かれていませんが・・・ベタニアのシモンの家におられた時に一人の女性が高価な香油をイエス様の頭に注ぎかけたことが記録されています。(マタイ26:7) この高価な香油は、ナルドの香油と呼ばれ、オミナエシ科の植物で甘松(カンショウ)という植物の根から抽出する、ヒマラヤ原産の油です。当時、イスラエルでは非常に高価で、マリアがこのとき用いた油は、300デナリもの値打ちがあったと福音書には記されています。300デナリとは、当時の日雇い労働者のほ

          【イースターアドベント④】水曜日:香油を注がれる 

          【イースターアドベント③】火曜日:喜びと平安のメッセージ

          イエス様は、多くの人々に喜びと平安のメッセージを宣べ伝えられましたが、それを快く思わない人々もいました。ユダヤ人の指導者たちは、何とかしてイエス様の言葉じりをとらえ訴えようとしました。 ユダヤ人の指導者たちは、権威、言葉と行い、税金、結婚と復活などについて次々と論争を仕掛けました。 しかし、だれもイエス様を言い負かすことはできませんでしたが、「大勢の群衆は、喜んでイエスに耳を傾けていた」(マルコ12:37)と記録されています。 イエス様の教えと原則は、確かにわたしたちの

          【イースターアドベント③】火曜日:喜びと平安のメッセージ

          【イースターアドベント②】月曜日:いちじくの木のエピソード&宮清め 

          今日は最後の1週間の第2日目。 この日、イエス様は、実のなっていないイチジクの木について語られ、2度目の宮清めを行われました。(マルコ11:12-26)   この日、ベタニアからエルサレムに入ってこられる途中で、イエス様は、実のなっていないイチジクの木の前で弟子たちに「偽善」について教えられました。   そして、エルサレムに入られ、イエス様は、依然として神殿で行われている様子をご覧になられました。神殿は、至聖所を中心として、その外に「イスラエルの人の庭」があり次に「婦人の庭」

          【イースターアドベント②】月曜日:いちじくの木のエピソード&宮清め 

          【イースターアドベント①】勝利の入城

          今日から1週間、クリスチャンとして大きな喜びの祝福である「イエス様の復活」をお祝いして、モルモン書の記事をちょっとお休みして、勝利の入場から始まり復活に至った「聖週間」の記事を投稿することにしました。今年もしゅろの日曜日から復活されたその日までのイエス様の教えと模範、また、その後の復活の祝福についての記事を書こうと思っています。イエス様に心を向けて感謝を表しつつイースター(復活祭)をお祝いたしましょう! 今日からイエス様の復活を記念する「聖週間」に入ります。 そして、その第

          【イースターアドベント①】勝利の入城

          46_「…そして,わたしたちは幸福の習わしに従がって暮らした」(2ニーファイ5:27)

          日本語のモルモン書(1995年版)には「幸福に暮らした」とありましたが、英語の原文を見ていますと次のように書かれています。” We lived after the manner of happiness.” 辞書には、manner=ある行為や事柄に関するやり方や態度、とあります。2021年版の翻訳では、「幸福の習わしに従がって暮らした」と翻訳されています。   イエス様は、人々が幸福になる為の教えと原則を教えられました。また、イエス様ご自身が教えられた福音の生きた模範として人

          46_「…そして,わたしたちは幸福の習わしに従がって暮らした」(2ニーファイ5:27)