【現代病】恐ろしいストレートネック②整骨院選びのポイント
前回配信したシリーズ1回目は、ストレートネックを見分ける方法と自己整体の入門編をお伝えしました。
ストレートネックには様々な症状があって、中でも痛み、痺れ、麻痺、倦怠感、気力低下、力が入らないなどが主な症状としてあげられます。
今回紹介するのは痛みの対処法です。
・私が考案したリンパヨガ
・ハムストリングストレッチ
・整体院で教えてもらったショウガ湿布
・香りで脳を癒やすラベンダー
この4つは痛みがある時でも簡単にできるものばかりです。
と言うか、痛みがある時に激しい動きやたくさんの動きはできないですよね。まずは安静にして痛みを取ってから、次に進んでもらいたいと思います。
リンパヨガは、自分の力を使って動かすので、無理をすることがありません。首に触れることがないのに直接的にアプローチできます。
ハムストリングストレッチは、無理なく背面の筋膜を緩めるきっかけ作りになります。スマホ・ゲーム・デスクワークなどで背面の筋膜が固くなってしまっているので、それを解消するための動きになります。
ショウガ湿布は、典型的な東洋医学ですね~
ショウガ湯で患部をしっかり温めたあと、肌表面から揮発する時に痛みが一緒に飛んでいく…先人の知恵です。
ラベンダーは、愛好家が多く定番のアロマです。
鼻から吸い込んだラベンダーの香りは大脳にダイレクトに伝わり、リラックス、消炎、鎮痛など痛み解消の作用があります。
前回は、病院でレントゲンを撮ってもらい、それを整骨整体院に持ち込んで治療をしてもらう。という内容でしたが、
病院でレントゲンだけとってもらうなんてできるの?
レントゲン写真を外に持ち出すことなんてできるの?
ドクターに、治療は整骨整体院でしてもらいます、と言いにくい。
病院、整骨整体院を探すのに時間がかかるから億劫。
どこに行けばいいかわからない。
このように、権威のあるドクターとうまく関わることができない、と感じている人は少なくないようです。
確かに昔は、地位や権力を振りかざすドクターが多かったです。
ですが今は時代が変わり、話せば分かってくれるドクターが増えました。
私がドクターアシスタントをしていた経験から補足としてお伝えできることは、
ドクターに長々とした説明は不要。具体的な症状、自分の希望など、要点をまとめて話すことを心がける。
整骨整体院での治療は、
・最小限の治療で治癒を待つ
・積極的に患部にアプローチする
・指圧やマッサージでリラックスさせる
大きく分けるとこの3つになると思います。
私の症状が一番ひどい時には、2箇所の整骨整体院に通っていました。
ここで注意点があります。
首は、細く小さなパーツの中に全身の神経が集結しています。ですから、初回から積極的に患部にアプローチするのは良くありません。
私がいくつかの整骨整体院に通って見つけたことを整理すると、
初回は、しっかりした説明と、痛みが軽減する程度の必要最低限の治療
2回目は、前回と比較し次に進む内容を検討した上での治療
3回目からは、少し刺激に慣れてきたことを配慮しながらの本格的な治療
こんな風に治療を進めてくれるところが良いのではないかと思います。
ストレートネックは1日で形成されるものではありません。
今回は、病院と治療院についてお話しましたが、一番大切なことは患者自身が日常生活を改めることです。
これについては私もずいぶん反省しました。
また書きます。