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先入観のないインプットの素晴らしさ
育児をしているとビックリすることが沢山あります。
その中でも最近特にビックリしているのは子供の英語の発音の良さです。
私たちはスイカを英語で言おうとすると「ウォーターメロン」と言いますが、息子はワーラーメロンと言います。よく聞くと、メロンもちょっと違う言い方しているようにも聞こえます。
どこで覚えたのか凄いです。(間違いなくYouTubeですが…)
あ、3歳の男の子です。
これって先入観なく耳で覚えて発音しているのでこんな風になるんですね。
この先、あらゆる事を学校で習うことになると思いますが、ちょっと心配なのが「先入観の植え付け」です。
もちろん教育は素晴らしいこともあるかもしれませんが、先入観を植え付けられてしまうということで、子供達の才能が歪んでしまうというか、素晴らしい感受性を摘んでしまうような場合もあるのではないかと思ってしまうのです。
私が子供の頃とはだいぶ変わっているかもしれませんが、もし教育が当時のままだったらちょっと心配です。
柔軟で軽やかに弾むボールのような感性を持っている子供に、どこかの大人が指導するって、それが当たり前なのかもしれないけど、それが当たり前であるという場所に我が子を送り出すということで少し複雑な気持ちになります。(ただの親バカかもしれませんが…)
さて、前置きはこのくらいにして、先入観のない素晴らしさということで、これをストレッチに置き換えたいと思います!
私、たまに家でもストレッチなどをしているようで、その横で息子が真似をしているんです。
そして、「もう一回やって」とせがむものですから、やってあげると、一緒になって開脚の真似をしているのですが、その開脚っぷりがハンパない!
ストレッチのプロの私が「柔らかっ!」っていうくらいですから相当なものです。
でもよく見ると、大人がやるストレッチとは少し違うところもあります。
どちらが正しいかと聞かれたら子供のそれを正しいと言うと思います。
だって、足を開く動きに引っ張ったり伸ばしたりとか、それがいいこととか悪いこととか、身体を柔らかくするとか固いとか、一切そういった概念というか先入観がないんですから。
ただただ足を開いただけ。ただマネしただけ。
で、思ったことは、かくゆう私も先入観たっぷりだったんだなーと。
散々、先入観は無くそうとか、野生の身体を取り戻すとか言ってはいるものの、子供のその動きを見た時に、私も大人のストレッチをやっているんだなーと考えさせられました。
ですが、まだ私は子供のそれに近いものがあるので柔らかくできるのだと思います。
大人になるということは、本来持っている感性を忘れることなのでしょうか。
どこかで大人にさせられて、後々それを取り戻そうと教わったことを忘れる練習をしたり、大人になろうとしたり子供に戻ろうとしたり忙しいですね。
そう考えると、今、子供がやっているその動きがキラキラ輝いて見えてきます。
皆さんも大人のストレッチではなく子供の自然な動きを真似してみてはいかがでしょうか。