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仙骨の引き上げが何となくでも人生を「ご機嫌」にする【3つの引き上げが「全自動」で姿勢を整える】
こんにちはユウキです。今回のテーマです。
仙骨の引き上げが何となくでも人生を「ご機嫌」にする【3つの引き上げが「全自動」で姿勢を整える】
まずはこちらの要約をご覧ください。
日常生活を「ご機嫌」にするためには、
— ユウキ@ブログ×体の使い方 (@yukitakeblog) February 16, 2025
✅仙骨を引き上げる
ことで簡単にできますね。多くの人は頑張って背筋を伸ばそうとしますが、そうではなく実際は、
✔️仙骨
✔️胸骨
✔️乳様突起
の引き上げが気分を前向きにします。仙骨から始まる循環が本当の心の安定になる。 pic.twitter.com/GEjY5DTFja
日常生活を「ご機嫌」にするためには、
✅仙骨を引き上げる
ことで簡単にできますね。多くの人は頑張って背筋を伸ばそうとしますが、そうではなく実際は、
・仙骨
・胸骨
・乳様突起
の引き上げが気分を前向きにします。仙骨から始まる循環が本当の心の安定になる。
日常生活の動作を翻訳するお仕事です。参考になれば「いいね!」よろです。
では解説します。
■仙骨の引き上げが何となくでも人生を「ご機嫌」にする
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「何となく」でも機嫌がいい人がいる。彼らに共通しているのは姿勢のよさである。
とはいえ、それは軍隊や学校の「気をつけ」という背筋を伸ばした姿勢ではない。実際に腰が曲がっていてもなぜが機嫌がよく見える人もいるにはいる(現代はどうか不明)し、「気をつけ」て背筋を伸ばしていてもかすれた声でが鳴りたててしんどそうに見える人もいる。
両者の違いは、
✅骨盤を主体的に動かすことでバランスを取れる体勢でいる
ことである。その方法は、
✅仙骨を引き上げる
ことである。
・やり方
ズボンのゴムやベルトの後ろの真ん中のすぐ下の部分を1cm引き上げる
これだけである。すると自動的に
胸がななめ上に出る
後頭部がななめ前に持ち上がる
ことで筋力で「気をつけ」て背筋を伸ばさなくても、骨格の連動に任せて自動的に背骨が立つことでバランスが取れる体勢にすることができるのである。
■何かうまくいかないときは、とにかく腰を相手に近づけろ
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・前進だけどあえてしゃくるワケ
ズケズケ入るようにするためには「前に出ろ」と言うのであるが、実際にはうまくいかないことが多い。
その理由の多くは骨盤が後ろに傾いていることである。たしか腰をしゃくるように前に出すと、足を振り上げやすくなるので、押されたときに衝撃を逃がしやすいと同時に、腰を相手に近づけることで正確に伝いよることが可能となるポーズではある。
とはいえ、これはいわゆる「へっぴり腰」というポーズであるので、前に進むとき、特に走るときには向いていない。
■仙骨を後ろにすくい上げると「ズケズケ」前に進める
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そこで、「仙骨を引き上げる」のである。
仙骨を後ろにすくい上げることで骨盤が前に傾く。前に傾き続けると、倒れないようにするために自然に脚が前に出る。
この勢いを使い、体を前に進むしかない状態に変わることで、「前に進まないとヤバい」と体に思わせることで「ズケズケと」前に進むことができるのである。
■仙骨の引き上げが背骨を立てる理由【すくい上げ】
とはいえ、仙骨を上記の方法で引き上げるとどうして背骨が立つのであろうか。その理由は、
✅仙骨の前にある上半分の前に反った部分を、上から後ろへとすくい上げることになるから
である。
仙骨をすくい上げると骨盤が前にかたむく。すると腰椎も前に反りながら前に倒れる。その体を立てるためには起こす必要があるのであるが、このときに骨盤を後ろに倒すのではなく、胸骨を引き上げることによって体を立てるのである。
■胸骨の引き上げ
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腰骨を反った先にあるのは胸の真ん中にあるネクタイのような胸骨である。この胸骨を引き上げるとその上の左右についている鎖骨が横に広がることで、その先にある背中の肩甲骨が、鎖骨の広がりと同時に下に下がることに連動して肩甲骨も下に下がる。
すると背中が反ることで胸をつき出すことになるのである。
■後頭部の引き上げ
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とはいえこれだけでは、背骨を押しつぶしているだけなので、反っている背中側を解放してあげる必要がある。その方法は簡単で、
✅耳の後ろを引き上げる
のである。
見出しはこの結果であって、後頭部を引き上げると頭が下がり、いわゆる「顎を引いた」状態になり、
下あごが後ろにへこむ
頭と首の関節が前にズレる
ベロが上あごにつかない
ことになるので、耳の後ろを引き上げるのである。「うなじを引き上げる」とも言うのであるが、背中を反らす動きに両肩甲骨の間の背骨である胸椎を参加させるためには耳の後ろを引き上げることが一番いい方法になる。
「後頭部の引き上げ」と「うなじを引き上げる」という教えの意味は、このことに気づかせるためであると思う。
■これで背骨が立つ
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仙骨
胸骨
後頭部
の引き上げによって、骨盤を突き出して腰骨だけを反ることも、肩の上がりで背中を丸めて首を前に倒すこともなくなり、体の前後から背骨を引っ張り合って立てることができるのである。
筋肉だけで「気をつけ」て無理矢理背筋を伸ばす必要はなく、仙骨の引き上げによる骨盤の前傾が「全自動」でバランスを取れる体勢に整えるのである。
■ちょっと応用
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和式トイレを使う
リクライニングシートに座る
スマホを眺める
など、首を前に倒したり背中を丸くしたりするときに、ほとんどの人は、首か背中か腰かのどれか一か所を後ろに丸めることで負担が集中することで痛めていると思うのである。そこで上記の仙骨の引き上げを応用する。
仙骨の引き上げが背骨を立てるということは、逆に仙骨を引き下げれば背中を丸くすることもできるという意味である。
仙骨の引き下げることで全自動で背中を丸くするだけでなく、釣り竿がしなったときにつくるカーブのように、背を少しずつ曲げていくことで、負担を全身に分散させることができるのである。
これはまさに、ときと場所が一致したときの「最適な猫背」である。仙骨の引き下げによる主体的な骨盤の後傾でできることである。
睡眠や休息などのリラックスの体勢を体が欲しがっているときはそれがリクライニングシートのようになる。
和式トイレを使うときは股関節から脚を開いた「ヤンキー座り」で仙骨を引き下げるとしっかりと猫背になることができ、直腸が立って、肛門が地面に近づくことで腸に血液が集中するという、排泄にとっての良い条件を整えることができるのです。
スマホを眺めるときも同じくである。骨盤の主体的な後傾によって視線と胸が一致するので、下を見るときは胸も下を見るのである。首の動きを「最後の添え使い」として最小限にすることで首の負担を減らすことができるのである。
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■参考資料
■有料コーナー
さてここからは3つの引き上げポイントである、
仙骨
胸骨
耳の後ろ
を引き上げるとなぜ上記のようなことが起きるのかという解説と、主体的な骨盤の後傾が大事である本当の理由を解説します。
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