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小原大典「時のからだ」研究ノート

からだや意識の使い方をほんの少し変えるだけで、心身の自由度は大きく高まり、全く違ったやり方やものの見方が出来るようになります。日常のあらゆる場面で応用可能な多次元的視点を育て、直…
心身の自由度と生命力を高める身体技法や視点、考え方を紹介しつつ、それらを日常生活や旅先で実践的に活…
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#生命力

生命力を高める「水晶の円卓」

ネパールでのチベットサポート活動を終えて帰国した12/1(KIN147)はちょうど新月で、オンラインでの天真体道瞑想クラスの日だった。せっかくそういうタイミングにシンクロしたので、私は、今回初めて訪れたネパールのある場所で味わった独特の感覚を、それが薄れないうちにと思って瞑想時にシェアしてみることにした。 そのようなテレパシックな情報伝達がどの程度可能なのかは分からなかったが、少なくとも対面クラスでは色々と情報が伝わることを実感してきたし、オンラインでもそれなりに何かが伝わ

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生命力を高める1mmの極意

2024年(令和6年)に入ってから瞑想クラスやシャンバラ教室で意識的に伝えるようになった事がある。きっかけは自分の稽古体験にあった。サボり性の私が少なくとも20年、場合によってはもっと長く毎日続けている運動がある。天真柔操という運動なのだが、「継続は力なり」の言葉通り、今や歯を磨くような自然さで行なっている。 じっくりやれば20分くらいはかかるが、出張先でも旅行中でも必ず続けられるよう、それを5分程に圧縮しているので、運動量としてはごく軽いものだ。しかし、これをやるのとやら

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ぴちぴちドルフィン体操

2020年9月23日(KIN178=9・鏡)の朝、それまで重ねて来た研究が一気に結晶化し、のちに「ぴちぴちドルフィン体操」と命名される事になる体操が誕生した。その前日に生まれた「わくわくツォルキン体操」と合わせてここ3年Lと共に毎朝検証し続けて来たが、当初想像していたよりもずっと素晴らしい効能があるのを日々実感しつつ今に至っている。 誕生した瞬間にその事は直観されていたのだが、それが単なる思いつきとか妄想ではない事を確かめるために、そして発見の興奮を鎮めるためにも、最初から

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ペンギンスタンド体操

私は30年近く天真体道の稽古を続けているが、中でも「天真柔操」という全身を柔らかくほぐし気の流れをよくする体操と、「天真五相」という生命力を激しく活性化させる極意型は、ほぼ毎日欠かす事なく行って来た。 「道」と付いていると、何か修行のようなものをイメージされるかもしれないが、私の場合、それを行った方が心身がスッキリとして快適に過ごせるから続けているのであって、修行的な感覚は全く無い。例えるなら、顔を洗ったり歯を磨いたりするのに近いと言えよう。 今はそこに、数年前ほぼ同時に

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生命力を高めようとする動機を問う

「生命力」という言葉は、誰もがごく普通に使うような一般的な用語であるのにも関わらず、改まって「それってどういう意味?」と問われると、意外にスッキリとは説明できないものである事に気付かされる。雰囲気的に使っているだけで、厳密に定義しようと思うと途端に難しくなるのだ。 おそらく万人を納得させるような明瞭な定義は存在しないと思うのだが、私は自分なりに考え抜いた結果、自ら開発した「生命力を高める体操」にも当てはまるし、より普遍的な場面でも通じるであろう定義を【「生命力」とは何か?】

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「生命力」とは何か?

話題のインド映画『RRR』を観て真っ先に思い浮かんだ言葉は「生命力」だった。大英帝国統治下のインドで繰り広げられる物語の主人公2人は、超人的とも言えるパワーで次々と困難を切り抜けて行く。その力の源は、傍若無人な英国人(世界中で先住民を虐殺し抑圧した西欧人の象徴)から家族や仲間を守り、真っ当な世界にしようとする「気持ちの強さ」にあったように思える。 ヒンドゥー神話のモチーフを織り交ぜつつ、「心の強さ」を目に見える形にしたという点において、ジョジョのスタンド能力に通じるところも

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