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扁平足だからこそ知ってほしい。あなたの足が持つ本当の力
ずっと抱えていたネガティブな気持ち
私はずっと扁平足に悩んでいた。なりたくてなったわけじゃないのに、どこか「欠損」のように感じてしまい、コンプレックスを抱えていた。靴選びにも苦労するし、長時間歩くと足が疲れやすい。周りの人が普通に歩いている姿を見るたびに、「私の足はおかしいのかな?」と不安になった。
でも、あるとき「扁平足って日本人には案外多いのでは?」と思い、調べてみた。
実際、日本人の4人に1人が扁平足だった
調査データによると、日本人の約4人に1人が扁平足であることがわかっている。
**男性の26.5%、女性の25.7%**が扁平足(60歳以上の調査結果)
特に女性は扁平足による「足の疲れ」を感じやすい(疲れを感じる割合:扁平足あり女性48.3%、なし28.0%)
BMIが高い女性ほど扁平足の割合が高い(肥満との関連性あり)
「そうか、私だけじゃないんだ。」
ずっと自分の足は変だと思っていたけれど、実は意外と多くの人が同じ悩みを抱えていると知ったとき、少し気持ちが軽くなった。
扁平足には「先天的なもの」と「後天的なもの」がある
扁平足には2つのタイプがあると知った。
先天的な扁平足(生まれつきのもの)
幼少期から土踏まずが形成されず、そのまま成長したケース
遺伝的な要因が関係することが多い
大人になってもアーチが低い場合、骨の形そのものが関与している可能性が高い
後天的な扁平足(生活習慣によるもの)
加齢・体重増加・歩き方・靴の影響でアーチが崩れる
特に女性は肥満との関連が強い(研究データでも確認)
足裏の筋力低下が原因でアーチを支えられなくなる
硬い地面での生活や合わない靴が影響する
「なるほど、だから大人になってから扁平足になった人もいるのか。」
つまり、扁平足は「生まれつきだから仕方ない」と諦めるものではなく、生活習慣による影響も大きい ということが分かった。
扁平足は悪いことなのか?
ここで考えたいのは、「扁平足は本当に悪いものなのか?」ということ。
扁平足の人は足の痛みや疲れを感じやすい
特に女性は足の疲れを強く感じやすい(研究データでも示されている)
しかし、必ずしも痛みが出るわけではない
「じゃあ、扁平足の私は一生この疲れと付き合わないといけないの?」
そう思っていたけれど、実はそうではなかった。足の使い方や歩き方を見直せば、痛みや疲れを軽減できる可能性がある ということに気づいた。
「自分の足と向き合うこと」が大切
かつては扁平足を「自分の欠損」だと思っていた。でも、今は違う。
そもそも、日本人の4人に1人が扁平足だと知っただけで気持ちが軽くなった。
先天的なものもあれば、後天的なものもあり、後天的なものは改善の余地がある。
「扁平足=悪いもの」ではなく、ただ「足の使い方を知る」ことが大切だった。
「そうか、私は足がダメなんじゃなくて、ただ使い方を知らなかっただけなんだ。」
そう思えたとき、少し前向きな気持ちになれた。
「自分の足はダメだ」ではなく、「どう使うか」が大切。
扁平足だからといって諦めるのではなく、歩き方や足の使い方を見直せば、より快適に過ごせる可能性がある。
「知ること」が第一歩。
いま足管理健康法の学びを深めつつ、抱えていたネガティブな気持ちが前に向き始めていることを感じています。