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みんな「正しく歩けている」と思っている
自分はちゃんと歩けていると思っていた
私もずっとそう思っていた。O脚なのは自覚していたし、そのぶん歩き方には気をつけていたつもりだった。足裏を意識して、上手に使って歩いていると思っていた。
でも、セミナーでウォーキングを教わったとき、その思い込みが崩れた。
実際には、外側に体重が逃げていて、まっすぐ歩けているつもりでも、全然できていなかった のだ。
「まっすぐ」がすべてではないけれど
もちろん、「まっすぐ歩くこと」が唯一の正解ではないかもしれない。人にはそれぞれの体の特徴や癖があるし、個性としての歩き方もある。
でも、それを受け止めるためには、まず「人の体として上手に動けるためのベースライン」 があって、その範囲に収まっていることが大前提だと気づいた。
ベースラインの外にいる状態で「これは私の歩き方だから」と思い込んでいても、実はそれが不調の原因になっているかもしれない。
正しく歩くことの本当の意味
歩き方は、ただ「まっすぐにする」ことではなく、体を上手に使える状態にすること。
セミナーを通じて、私は「歩くこと」がどれだけ奥深いものなのかを知った。
「自分はちゃんと歩けている」と思っていたけれど、それはただの思い込みだった。
歩き方のベースを知ることで、はじめて「自分の癖」や「個性」と向き合えるのだと実感した。
私らしく生きるために
歳を重ねるごとに「私らしく生きたい」という想いは強くなっていく。
でも、そのための体としてのスタートラインに立てていないということに気づいてしまい、正直怖くなった。
人としての形にハマっていない状態で、「私らしさ」「個性」「好きなこと」「夢」 だけを追い求めても、順番が違うのではないか。
もちろん、みんながそうである必要はないし、それを望まない人もいる。でも、私は より無駄なくスムーズに自分らしく生きていく人を増やしたい。
だからこそ、自分を歩いていける人を増やすために、体から、足元から整えていきたい。