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15年悩んだ腰痛を自分で治したお話

アスリートとして活動しながら、こんな記事を書いている事に違和感を感じる方も多いと思うのですが、たぶん私は日本で1番自分の腰痛に悩んできました。

そして、現在ほぼ大丈夫と思えるレベルになるまでに、約15年かかっています。

しかし、この記事を読んでくださっている皆さんは、本気で腰痛を治すのに15年も悩み、苦しむ必要はありません。

それを私がここで説明します。

整体師さんに相談する前に、まずはこの記事を読んで、本当に何が必要なのかを理解して下さい。

悲しき腰痛ヒストリー

まず最初に、私が腰痛と向き合ってきた経緯をお話しします。

1番最初にそれを感じたのが騎手になるための学校に通っている頃。
馬に乗っている最中どうも左の腰ばかりが疲れるという事から始まりました。

そして、腰痛は日に日に酷くなり、騎手になってからも、レースに集中できない程の体のバランスの悪さも同時に感じるようになります。


実際背骨も曲がっていました。

様々なトレーニングを試し、有名な整体院を訪ねて歩き、様々なボディーワーク、施術でもかなりマニアックな物を見つけては試してきました。

ジャイロキネシス・ゆるトレーニング・操体法・フランクリンメソッド・フェルデンクライス・アレクサンダーテクニック・気功・針

でも結局治りませんでした。

私の腰痛を治してくれたもの

その後、私はアメリカに渡り、体の事を勉強する事になります。

結局何が1番大切だったのか?

私の腰痛を改善してくれた物…….それは、体の正しい知識です。

現在、日本で行われている施術やトレーニングのほとんどは、解剖学に基づいている物です。

それはすごく大切な事ですが、体に起こる変化は必ず「神経」から始まると言う事実を無視しています。

ですから「骨がずれてますね」「筋肉が固まってますね」「普段から良い姿勢を意識しましょう」そんな短絡的な見方をしがちです。

それらは結果であって原因ではありません。

今回は、神経から腰痛を考えるときに絶対的に大切な事をシェアします。

腰痛はこう考える

1・三半規管(前庭・ぜんてい)が腰の痛みに影響している。

腰痛を考えると、皆さん腰につながる筋肉とかばっかり考えるのですが、そもそも腰の筋肉を働かせる仕組みには、バランスを司る器官が大きな影響を与えていることがわかります。


このバランス機能がちゃんと働かないと、腰の筋肉を必要以上に固めてしまうのです。

そんな時にいくら筋肉を解しても無意味ですよね。

私はまさしくそんな状態でした。

多分、小さい頃にスキーで転んで頭を打っている事が原因なのですが、ちょっとしたケガでも傷つき易いのが、このバランス器官です。


実際、多くの人が問題を抱えていて、腰痛の原因になっています。
解決するには前庭(ぜんてい)の働きをチェックする事です。

2・腰は脳の認識が薄いで痛みが出易い。


脳は、自分の体のバーチャルイメージを持っているのですが、その中でも正確に把握できていない場所の一つが腰です。

手や顔に比べて意識に上ってくる度合いが少ないですよね?

そういった場所は、何が起こっているのか十分に認識できないので痛みが起こり易いのです。

姿勢を意識して治すのではなく、関節をしっかり動かすことが大切です。

また、人に動かされるよりも、自分で動かし方を学習しないと定着しません。


3・脊髄の動きは悪くなる。


脊髄って背骨の中で動くって知ってました?

私は、怪我の影響でその動きが悪くなっていました。

でも、怪我だけじゃなく、普段から充分に背骨を動かせていない人は、脊髄の動きの悪さや血行の悪さが筋肉の働きに影響している事はよくあります。

そして実は、筋肉そのものに問題がある事はすごく少ないのです。


脊髄はこうやって動かします。


4・整体にいっても長期的な効果はうすい。

私達の筋肉の状態や、体の動きって脳にパターンとして記憶されています。
ですから、たまに整体にいった所で、その体の状態は定着しません。


考えてみれば当たり前の話ですね。

1週間に1時間人に体を触られたとして 、それ以外の時間どれだけ自分で体を動かしているでしょうか?

つまり、最終的には自分で自分の体を変える必要があります。

解決方法を見つけたら、それを1日の中でこまめに行う事が絶対に必要です。


まとめ

腰痛とか、体の不調って、どんなにお金をかけても治せずに悩んでいる人が沢山います。

それは正しい知識が業界に広まっていないからです。

こういった問題は、人生のクオリティに大きな影響を与える物だと思うので、本気で治したいと思っている人にはその解決方法を少しでも届けて行きたいなと思っています。

本気で自分の体に悩み、解決してきたからこそ伝えられる事を、少しでも皆さんに伝えていければと思います。

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