形って場所によってとてつもない力を持つことと形への憧憬
形
僕は先日「atami art grant」というイベントに行った。
そこで冨安由真さん「Unison_Circle」
という記事(下書き)を書いていたのを見つけた。2023年2月3日
確かに僕には形に対してとても興味がある。
例えば、子供の頃から見てきた塔。一体全体この塔はいつ見る機会があるんだ、そう思う方もいると思いますが、常滑に住んでいると登窯という煙突、ある意味等があちらこちらにあります。あと鉄塔ある意味等です。山を切り崩した住宅地に住んでいたため、塔は目立つしなぜか憧れがあった。
そして私のアイフォンの壁紙は李禹煥美術館にあるオベリスクである。やはり塔のようなものが好きなのである。
お腹が空いてきた。とりあえずご飯を食べよう。
そうそう、塔だけど決して登ったりするのは好きではないので、スカイツリーとかにはなんでかひかれない。素朴な塔に惹かれることが多い。
せっかくの機会だからなんで塔が好きか好きか考えよう。
スリム・僕より背が高い・いろ(登り窯とか特に)・上を見上げることが多いから空と一緒に見える。きっと最後のだ。例のオベリスクの写真も空がどどんと映っている。となると、、
塔ではなく僕は空が好きなのか、、まさかの結末だ。確かに僕は空がとっても好きだ。青く住んだ空ももちろん好きだけど、なんだか僕には眩しすぎるなんて思うからマジックアワーの青とピンクの空(夕方は確かオレンジに近いんだったかな)はなんだか恥ずかしそうでとっても好き。(チャットモンチーの初日の出って曲好きだなーって思い出した。)
歌詞の見えるサイトでも貼っておこう。皮肉がきいてるのもなんだかいいよ
今タイトルを見返したらなんだかとってもかっこいいのがついてる。けどなんでか空の話ししてる。おっかしいな、こんなはずじゃ、、、
そろそろ熱海で見たアートの話へ戻ってみようと思う。
例えば四角い大きな石の前にお花があれば私たちはそれをお墓だと思うだろう。
確か体験した(と言ってもVRなので実際に行ったわけではない)その空間は工事現場か、廃工場であったのだけれど椅子があってその背後には大きなブレース(記号としてはばってん)があり、四方には等間隔の柱その対角線を結んだ中心には花瓶が、まるで何かの儀式のようだ。
ある特定の場所で記号というものはとてつもなく大きな力を持ち私たちを圧倒するのだと思った。威圧的にも感じた(不気味でもあった。)
この前建築のサイトを見ているときに長方形から楕円をくり抜いたスラブを用いた住宅があった。スラブが白かったこともあってか、威圧感をのようなものは感じなかった。(写真で見ただけなのでもしかしたら実際はあるのかもしれない。)記号の扱い方がとっても上手なのだと思った。記号というものが私たちの中で補填できる状態であれば、強くは感じないのだと。
記号がぼんやりと浮かび上がってくるような空間、ものにはなんだか素敵な力が宿っているのかもしれない。想像しただけでワクワクした。
思っていた着地点とは違ったがまたいろいろなことを考えたい。
なんだか眠くなってきたので、寝ようと思う。
おやすみなさい。