ルールの中でできることをやる(清掃バイト)-カンザス州インデペンデンス
限られた時間・環境の中で成果を出す為には
① しなくてはいけないこと
② してはいけないこと
③ 特に決められていないこと
の三つを理解する必要があるのかなと思います。
① と②は最低条件ですよね。
それは求められていることですし、これをしなくては成り立ちません。
③についてはいかがでしょうか?
組織のルールが細かく決まっている場合はそこに対して自由度は少ないと思いますが、仮に仕事上で”グレーゾーン”があって、ルールが決まっていない場合はどういう基準で行動するのか。
自分でこの判断をする場合は自分の仕事に対する価値観や倫理観に左右されるのではないでしょうか。
ではその「自分の価値観」は今いる場所の「文化の価値観」とある程度リンクしているでしょうか?
清掃のバイト
ホストファミリーと暮らしていた時期でしたが、学費を払う為に清掃のアルバイトをしていました。
仕事内容はキャンパス内の掃除機掛けとゴミ捨てです。※映画Good Will Huntingを観たことある方は冒頭に主人公がしていた仕事のことです。
自分は掃除機をかけながら、いつもイヤホンつけてYoutubeでホリエモンさんの動画や日本のニュースを聞いてました。
これ日本でやったら完全にアウトですけど、自分の働いている環境では特にルールもなくボスも何も言いませんでした。笑
つまり何が言いたいかというと…
環境やルールに合わせてこちらでそれを利用する能力も時には必要。
もちろん与えられた仕事はちゃんとしていましたし、イヤホンを付けているから生産性が落ちるってことはほぼありませんでした。
実際に仕事はボスから評価されていました。
倫理観
環境に合わせて自分の行動を変えるのは考えの軸がないと思うかもしれませんが、自分はそんなことないと思っています。
むしろ、
やりたいことがあるから優先順位を決められる。
自分の大切なエネルギーをどこに使うのかは自己責任ですし、限られた環境下で自分の行動から何が得られるのかを考えることは大切なことです。
留学生という立場上、キャンパス内でできる仕事には限りがあり清掃バイトは自分ができる唯一の仕事でした。
収入は必要
だけど
何も考えずに清掃するのは時間がもったいない
この仕事で清掃中にイヤホンしちゃ駄目という明確なルールはなく、その環境下ではそれを禁止するという雰囲気はありませんでした。
最低限の仕事をこなして、ルールを破ることなく自分の為になりそうなことをする。
この能力って結構大切かなと思います。
仕事で手を抜いていいとかルールを破っていいというわけじゃなくて。
どこに力を使うのか。
少なくともこのやり方がこの職場では通用したということです。
余談ですが日本で仕事を再開してから、ここでは無駄に厳しいルールもたくさんあるように感じます。笑 全力投球すぎたら9回までもたないよ!
まとめ
仕事に関して、雇っているとか雇われているとかではなく。自分がどういう立ち位置でいたいのか、何を達成したいのか。そういう軸で「仕事をする」のか「仕事にさせられるのか」。自分は自分で仕事をしたいと思っています。なんでも最初は限られた環境からスタートします。そんな時も自分軸をしっかり持って行動できる人間でいたいと思います。
今日も読んでくれてありがとうございます!
ではでは。