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世界一不幸なあなたへ@2021/6/3

やぁ、どうも。あなたが世界一不幸な人だって聞いた。そうなのか?

いや、でも、一方で、「世界には、もっと不幸な人が居る、日本人に生まれただけでも、余裕っしょ!」とか言う人も居る。

なんで、あなたが世界一不幸だと感じているのに、他の人には、もっと不幸そうな人が居るように思えてしまうのか。。

それは、おっさんが思うに、人が感じ取れる幸福や不幸に限界があるからじゃないかな~。これをおっさんは個人的に、電流計理論と呼んでいる。

小学校や中学校の時、理科の授業で電流計っていうのが出てきたと思う。流れてる電気の量を測るやつ。

画像の通り、3A、1.5A、0.3Aというのが並んでます。数が大きい所につなぐとその分、大きな電流でも測れる。たとえば、1.5Aの電流を3Aの端子につないで測っても普通に測れるけど、1.5Aの電流を0.3Aの端子につなげば、針は振り切れてしまう。針が振り切れないように測る時、電流計は正常に機能する。

これを人に置き換えて考えると、たとえば、針が右端に振り切れた時がMAXで不幸な時だとする。日本のどこにでも居るような普通の人は0.3Aの端子、世界の紛争地域で毎日ドンパチやってるような所に住んでる人は、3Aの端子につないでる、と、例えることができると思う。

0.3Aにつないでる人は、同級生に足を引っかけられて転んだくらいでも、針が右端に振り切れるかもしれない。

一方で、3Aにつないでる人は、それくらいでは、針はほとんど動かなくて、同級生が地雷で吹っ飛ばされて粉々になった時にやっと、針が右端に振り切れるかもしれない。

この理論を知らない人は、足を引っかけられるより、地雷で吹っ飛ぶほうが、刺激量が大きそうだから、地雷のほうが明らかに不幸なはずだ!と思ってしまう。でも、この理論で考えると、どちらも針が右端に振り切れているわけだから、等しく不幸ということになる。そして、おそらく、この理論のほうが、人間の実感に近いと思う。

であれば、ドンパチやってる所に何か月か住んでみて、3Aに切り替えてから、日本に戻ってくれば「足を引っかけられることなんて、なんともない」と思えることになるんだろうな。でも、一方で、それだと、日常の細かな変化とかは感じ取れない人にもなりそうですね。

ハイ!そういうわけです。あなたが世界一不幸だと思うのであれば、やっぱり、あなたは世界一不幸なんです。それが正しい認識です。おっさんはそれが言いたかった。以上です!またナ~!

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