訪問看護師働き方改革
こんにちは。久しぶりの投稿になってしまいました。
訪問看護という仕事柄、身近な問題として2月は新型肺炎の対応に追われてしまいnoteを開くのも久しぶりとなった次第です。
病気を持たれた方への自宅および施設への訪問看護を行うという仕事は、ご利用いただく利用者さんにとっても、私たちスタッフにとっても配慮と工夫が必要となります。
今回は、私たち働く側の工夫について、実際行っていることをご紹介します。(少しでも参考になれば幸いです)
①事務所近隣在住スタッフの自宅からの直行直帰体制
(業務時間内は常に連絡が取れるようにし、臨時訪問などに応じられるようにしておくことが前提です)
・業務SNSの活用(訪問予定、利用者様の報告、連絡など)
・事務所への立ち寄りを最小限にし、事務所内濃厚接触をさける
・可能なスタッフは昼休憩は自宅でとることを推奨
・訪問記録、実績入力、訪問看護報告書、計画書は各自社用携帯より電子カルテに入力(音声入力できます)
②電車通勤スタッフへの配慮
・通勤ラッシュを避け時差出勤を認め、訪問時間などの業務調整
(早め出社の場合、それに応じた早め退社、遅め出社の場合、それに応じた遅め退社の許可)他は①に準じる
・訪問時使用している会社のバイクを貸出し、バイク通勤に切り替え許可
③業務のコントロール
・事務さん、リーダーさんは事務所出勤し業務コントロールする
(電話対応・スタッフへの連絡、訪問調整を行う)
・スタッフとの連絡は緊急性に応じて、業務SNSと携帯電話を使い分け使用
・翌日の訪問予定は営業時間終了時にSNSにアップ
・当日朝、スタッフは1日の行動予定をSNSにアップ
・電子カルテはPC、スタッフ社用携帯から閲覧・入力可能
④その他
・出勤前に検温・健康観察の結果をクラウド入力(管理者は全スタッフのデータを閲覧可能、有熱者・体調不良者は出勤前に必ずリーダーへ報告相談義務あり)
・最新情報を業務SNSにアップし共有
・事務所出入りの際の手指消毒・手洗いの徹底
・事務所内の環境整備(定期的な換気とアルコール消毒)
2月下旬より、スタッフとほとんど顔を合わせずに、業務を回している状態です。私はコントロールする側で、事務所内はひっそりしています。
(今回の小中高休校の為)低学年のお子さんがいるスタッフも直行直帰・自宅待機だと、何とか業務継続が可能のようです。
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近い将来、
訪問看護の利用者さんには会社からネット環境を提供して、ネットで顔を見ながら体調確認・相談ができる。
訪問看護を数年経験したスタッフは基本自宅勤務・直行直帰、タイムカードなし。
報告はSNSと電子カルテで。週1回程度全体でミーティング実施。
事務所という大きな箱物は必要なくなるかもしれません。
そんな妄想をしながら。。
早期の終息を願ってやみません。
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