屋根とアンテナ
アパルトマンの6階には、エレベータがありません。
5階から螺旋階段をあがって、最上階へ。
パリの建物は、すべて同じ高さだということは、行ってみて初めてわかりました。知っているとわかるは違うということも実感しました(笑)
窓から顔をだしてみて、初めてわかること。
大切にしたいと思います。
屋根にある煙突のようなものが何なのか、まだしらないのですが、アンテナをたてていたら、いつかわかることもできるかもしれません。
五感をつかって経験したものは、記憶に刻み込まれるように感じます。
かといって、ネットの海にただよう漂流物には、お宝が隠されていることも知っておきたいことです。何よりもこうして「ひとりごと」が世界中へ瞬時に配信されるのですから、驚きです。人生がいまの一瞬に劇的に変化をしてもおかしくない時代なのですね。
屋根裏部屋にくらし、世界へアンテナをたてる。
そして、小さな声で「ひとりごと」の電波をはなつのです。
きこえていますか?
いつも聞いていただいて、ありがとうございます。
またいつか、本当に会える日を楽しみにしています。
世界の街へ。
あの街のひとと。