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空と海のあいだ

記憶の糸は、空と海をつないでくれます。
むかし、上海へゆくときにこの海を進んでいきました。
この橋の下を通った時の遠い記憶を思い起こしています。

この橋をわたって、うどんの国へやってきました。
我が家の天使とともに。時間の流れを感じます。

うどんで結んでいればすぐ切れたかもしれませんが、讃岐のそれは、コシが強いので、切っても切れないかもしれません。

ぼくの祖先が海賊であったころ、この海は大きな庭だったことを思います。
船で自由に行き来していたのでしょう。
その血がぼく自身に流れていると信じて、この海を、そして空を旅したいと思います。

弘法さんとも不思議なご縁があるような気がします。
むかし一時だけ、高野の奥に住んでいました。
巡礼はまだ、途中で止まったままですので、また呼ばれたときに再開したいと思っています。最後にはまた高野をお参りに行くことになります。

みじかい人生でできることは何でしょうか。
ひととひとのあいだで、楽しく生きることでしょうか。
ひととひとをむすぶ、橋のように生きれたら、うれしいですね。

竜宮でもらった玉手箱を、いろんなひとに贈りたいとおもいます。
「ぜったいにあけてはなりませぬ」。



空と海 むすぶ橋とは うたかたの
夢と希望を むすぶ魔法よ

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