『ロバのスーコと旅をする』高田 晃太郎
この本を知ったのは「【ほぼ日通信WEEKLY 第183号】19番。」のおかげです。
この2024年5月15日のメルマガに寄せていた高田晃太郎さんのエッセイがすごく良かったので、紹介されていた著書を図書館で予約したのでした。
少し遅れて届いた本は一日で読み終わってしまいました。
面白くて、グイグイ読まずにいられなかったので。
高田さんとロバとともに、イラン、トルコ、モロッコを巡った気分になれるような、とても濃密な読書体験でした。
時々挿絵代わりに入る現地の写真が(圧倒的にロバが多い)、外国の様子を思い描くのにさらに想像力をかき立てます。
草原に佇むロバや、砂漠の中を進むロバ。山道で荷を運ぶロバ。本当に一緒に旅をしているみたい。
トルコのカッパドキアで気球を背景にロバのシルエットが浮かぶ写真は、同じ地球上とは思えないくらいファンタジーの世界に見えます。(Xの背景にもなっていたので、変わってなければまだ見られるかもです。)
読み終わると世界がちょっと変わって見えます。
そしてロバに会いたくなる(笑)。
今日はこの辺で。それではまた。
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