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僕はなんでもできそうな気がする、ってずっと思っていてほしい

先日鳥山明先生の訃報を聞いて、ドラゴンボールのことなどを思い出していました。

私は少年マンガが小学校の時から好きだったのですが、やはり夢や冒険もの、ほぼファンタジーな成長ものなど…本当に面白いマンガがたくさんありました

やはり男の人っていうのは、いつまでも子どもの部分がどこかにあるような気がします。

とても羨ましいな、と。


その流れでさらに思い出したのが、数年前の出来事

息子が保育園児だったある日のことです。

真剣な眼差しで正座をし、膝の上でこぶしを握り締めて肩をぷるぷると震わせているのです。

「どうした!??」と訊いたら、

「うっ…(泣)、どうして飛べないの…!?」と

泣いていました。


息子は舞空術(ぶくうじゅつ)の修行をしていたのでした。

舞空術とは、漫画ドランゴンボールに出てくる孫悟空たちが
気を高めることによって空を自由に飛ぶ術です。

息子は保育園時代にドラゴンボール(特にドラゴンボールZ)にハマり、
保育園から帰ってくると毎日のようにアマゾンプライムでドラゴンボールを観て、冒険の世界に旅立っていたのです。


気を集中して高めたら本当に身体が浮くと思っていた息子でしたが、
全く浮き上がらないのでついに泣き出してしまったのでした。

親からしたら「子どもは可愛いなあ…」という何気ない一場面ですが、
息子本人にとっては心の底から真剣な挑戦のシーン

10歳になった息子は、かつて舞空術を本気でマスターしようとしていた自分のことを、もう笑っています


僕は何でもできそうな気がする!という想いは、大人になるにつれてどんどんなくなっていきます。

そういう気持ちは、できればずっと持っていてもらいたいと思う今日この頃。


根拠も何もなくて良いので「僕はなんでもできるんだ、可能性は無限大だ」って思いながら、物事の良いところを見て、ポジティブに生きていってほしいなと思います。


最後にドラゴンボールの悟空らしいポジティブな一言を。。

「こんな楽しい闘いはオラはじめてだ!
わくわくすっぞっ!!」

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