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コミュ障の私が40歳過ぎてから勇気を出してやってみた「ひとつ」のこと
中学生くらいのころからコミュニケーションが苦手でした。
私の厄介だったこところは、コミュ障である自分を人に知られたくないため、どんどん自分を見失っていったことです。
そして年を重ねるごとに、コミュ障が重症化していきました。
勝手に周りは敵だといわんばかりに、自分の殻に閉じこもっていたんですよね。
今日はそんな現状を打開できた、たったひとつの方法をお伝えします。
私が自分を変えられたのは、40歳を過ぎてからです。
もっと早く自分を変えられていたら、ずいぶんと楽だったでしょう。
他人軸でしか生きられなかった
昔から友達はその都度いたけれど、ずっと長い付き合いが続く親友と呼べる人を作ることができませんでした。
それは「他人軸」でしか生きられなかった私に原因があります。
人といること自体に非常に疲弊してしまうので、一人になりたい。
でも集団の中で一人になるのは怖いから、周りの人に合わせてそこに染まろうとする。
他人にどう思われるだろう、私はどのように評価されているんだろう、私のことを好きだろうか、嫌いだろうか・・・
そんなことばかり考えていると、自分がふらふらと定まらず、ついには本当の自分ってどれなんだろう?という状態にまで陥っていたことがあります。
大人になってもそれは変わりませんでした。
表面上はうまくやっていても、人に心を開くことがないから相手からも近寄りがたい人になっていたのだと思います。
子どものためにも私が変わる
唯一心を開ける相手と結婚して、最愛の子どもを授かりました。
その後会社で疲弊しすぎた私は退職をし、パートを経て在宅ワークを始めました。
一人でやる仕事は快適でしたが、コミュ障が重症化していた私は子どもの学校のイベントや保護者会にも苦痛を感じるようになっていました。
保護者会に行けば仲良くグループで集まっているお母さん方。
なぜみんな、あんなに楽しそうにおしゃべりしているのだろう。
なぜ一人でいることに、ここまでいたたまれない気持ちになってしまうんだろう。
これではいけないんじゃないか、と・・
子どもには私のようにはなってほしくない。
子どものためにも、まず私が変わろう。
何も考えずに、まずその人のことを「好き」になろう
変わろうと決心した私は、まずひとつだけ決めることにしました。
「目の前にした人を、とりあえず好きになってみる」
ということ。
ちょっと無理やりかもしれませんが、勇気を出してやってみたら効果てきめんでした。
いつもびくびくしてるから、初対面でも人と打ち解けない。
打ち解けたと思っても、自分を人に合わせているから続かない。
目の前の人を好きになると決めたら、そういったことが一切消えてなくなりました。
「この人、好きだなあ。」
そう思うだけで、その人の良いところがたくさん見えてくる。
その人に屈託のない笑顔を向けることができたんです。
するとお互いに心を開いて一歩近づくことができるんですよね。
自分本位に生きていく
人に一歩だけでも歩み寄ることができたら、勇気を出して「頼る」ことをしてみました。
もちろん対等な関係として、です。
頼られることも頼ることもできるようになってくると、人と関わる事があまり怖くなくなってきます。
これまで避けてきた学校のPTAにも立候補して参加することができました。
今までの私では考えられなかったことですが、学校のイベントでぽつんと一人でいることも、何も気にならなくなりました。
周りがすべて敵ではないと分かったからです。
知らない相手でも、話しかければ笑顔で話してくれる。
笑顔を向ければ笑顔が返ってくるのに、私がそれをしていなかっただけなんです。
その上で、本当に自分と合わない人とは、それ以上関わらなければいい。
そうしたら、自然と自分の周りは心地よい空間になります。
人に限らず、物でもなんでも、大好きなものを自分から選んで行く。
他人軸ではなく自分本位に生きていくことが、結果的に幸せへの近道なのだと思います。
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