エンゲージメントについてガッツリ調査前
エンゲージメントを高めるにはどうすればいいのか。
マネージメント視点で考える時間が増えてきたのでネットで情報を探したり、本を入手しはじめたりしていた。
ワーク・エンゲージメント
定義から入る。学術に関わるかたの記事の視点を参考にしてみる。
ワーク・エンゲイジメントは、ユトレヒト大学でウィルマー・B・シャウフェリが提唱した概念だ。
ワーク・エンゲイジメントとは、「仕事に誇りややりがいを感じている」(熱意)、「仕事に熱心に取り組んでいる」(没頭)、「仕事から活力を得ていきいきとしている」(活力)の3つが揃った状態を指します。
参考:https://www.recruit-ms.co.jp/issue/interview/0000000836/
チクセントハイミーのフローに繋がるとある。日々没頭できる環境はまわりまわって生産性を高めることにも繋がりそうだと感じる。仕事の態度・認知に関わることから今求められている考えだろう。
国民性が出る話もおもしろく、日本は極端にこのエンゲージメントが低いとのこと。
その原因はある程度分かっています。簡単に言えば、日本人は「自己批判バイアス」が強い傾向にあり、自分を厳しく捉えがちなのです。
日本人には「自分がポジティブな状態にいることを否定したがる性質」があるようなのです。
組織がエンゲージメントを高めたい背景にはこのような現場の活力を求めたり、熱意を持ってことを成し遂げたいという表れだろう。
ただし、このバイアスのように、文化的側面(集団主義や個人主義)によってもよりかかる部分が異なるので、このやり方がその人あっているかは事前に考えた方がいいというのは選択の科学を最近読んで感じる。
エンゲージメントを高めるためには
エンゲージメントを高める方法は本記事の著者より提案がある。
生産性向上と健康増進の両立を可能にするガイドラインや職場環境へのポジティブアプローチがある。
まとめると
・メンタル対策として強みを知るなどポジティブな反応を得る
・対話を積み重ねる「CREWプログラム」をする(敬意・尊敬を得る)
・仕事の工夫を得る仕組みづくりである「ジョブ・クラフティング」
・共感を得る職場の「思いやり行動」を増やす
といったところだ。現場の情報より(医療やIT関係を含む)腰痛対策に触れているのもおもしろい。
ジョブ・アサイメント(仕事の振り分け)を工夫することでジョブ・クラフティングを促すのが重要とある。その上で日本人としてはワーカホリズムの相関関係にも気にした方がいいとのこと。
このあたりは没頭の主張として共感する。働き続けるというのはある種の自己肯定感を産み出し、社会に認められるからだ。無趣味でも生きがいを感じるという側面はある。これを実感したことがある人も多いだろう。
エンゲージメントを数値化する
ここまでくるとあとは目に見える状態にすることが大事だ。さきほどのプログラムもチェックリストを用いて数字を出していく。今ならIT化。実際にSaaS型のエンゲージメントプラットフォームを活用する手もある。
心理学視点の監修がちゃんと入ったツールまた特化型を選んだ方が気軽にいれることができると感じる。数字を見てその上下に敏感になるということがこれからのエンゲージメント管理なのだろう。
ということが、エンゲージメントについて調べてみると見えたきた。
あとは、エンゲージメントとは何か?に必要な熱意や没頭に活力というのはどんな支援でもって高めることができるのかというのをマネージメント視点で考える書籍に手を出したい。
今、実際に数値化して観察する立場にあるので実践していく。その際はサーベイツールの使い方を理解していく必要があると感じたので以下の書籍だけでも最低限読んでいこうと思う。
実践に関しての手法は手元にあるのでデータを対話に活用する考え方を簡単に押さえておきたい。
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