見出し画像

【白黒】から【カラー】へ変わった瞬間

1960(昭和35)年8月、テレビの受信契約数は500万件を突破し、9月10日からはカラーテレビ本放送が開始されます。 カラー放送の初期は外国のカラー映画やスポーツ中継などが中心でしたが、日本のカラー放送の技術は、東京オリンピックに向け急速に発展していきました。

NHK

僕は色弱だ
色弱に苦しんでいる人からすれば申し訳ない程度の部類なので
簡単に公言することを許してほしい

【高橋幸宏氏の逝去】


故 高橋幸宏氏

先日、心から敬愛するYMOの高橋幸宏氏の訃報を聞き
改めて存在の大きさを感じた
故人を思い出す時に真っ先に思い浮かぶのは「音」だろう

【Cue】がめっぽう好きで幼き頃よくレコードで聞いた覚えがある
その佇まいや令和においてもアカデミックに活躍する姿は
僕たちにとって眩いばかりでなく
道標となっていた事も記しておきたい

こうなりたい大人だったんだなと改めて思う存在

【名曲:ライディーンを聞いた時】

令和の今においても世界中で再生されている【RYDEEN】
YMOを知らない人でも一度は耳にしたことがあるはず

僕の大好きなロボットアニメ
【勇者ライディーン】から曲名を付けた説も好きな理由の一つだ

勇者ライディーン 安彦良和氏のデザインは秀逸

【世界が変わった瞬間】

世界が変わった瞬間を経験したことがあるだろうか

その瞬間を見逃さない事が人生の醍醐味だ

自己啓発マニアならば「幸せ」は瞬間だから見逃さないようにと書きたくなるのもご愛敬と捉えてほしい

小学生のころの話をしよう
たまたま観ていた深夜番組で
YMOの【RYDEEN】のMVが流れた

RYDEEN MV

この瞬間人生が変わった

小学生の僕は本当の【カラー】を知ったのだ
言葉ではなく全細胞が【カラー】に反応した
目に見える景色全てが鮮やかな【カラー】になったと感じた瞬間だった

今までの色は本当のカラーだけど
目に見えるだけでなく
五感を使い感じる事で
僕の【カラー】が確立した
今でも昨日のことのように思い出せるエピソードである

フェルメールはブルーを
ゴッホはイエローを
藤田はホワイトを
ルノワールはピンクを

色は芸術にも人生にも華を添える

高橋幸宏氏をリスペクトするとき
【音】を意識しがちだけど
僕なりに【色】も意識して哀悼の意をささげたい

高橋幸宏さん安らかに
【Saravah】