「置き換え能力」を持つこと
こんにちは、澤田です。
今日は「置き換え能力」について。
私が、メンターから、物事を考える際に持った方がいい観点として、
・置き換えること
・極端にすること
・単純にすること
の3つを教えてもらいました。
今日はそのなかで、置き換える力、置き換え能力について、話します。
置き換え能力というのは、ある物事が起きた時に、別の事例などに置き換えて考えてみると、その物事がより鮮明に見えてきたり、問題を解決する糸口になったりします。
たとえば、ある経営者がいて、その人が言うわけです。
「会社がうまくいかない。景気のせいだ。いや、あの事業部のリーダーの案が悪かったんだ。そもそも、競合他社が凄すぎる。最初から勝てっこなかったんだ。」
笑。
いやぁ、こんな経営者がいたら笑ってしまいますよね。
でも、実は、景気のせいや、環境、他人、さまざまな外部要因のせいにしていることを、見かけることはたまにあります。
そんなとき、これをイチローさんに置き換えて考えてみたらどうでしょうか。
「打撃がうまくいかない。バットのせいだ。いや、あの打撃コーチや監督のアドバイスが悪かったんだ。そもそも、相手ピッチャーが凄すぎる。最初から打てっこなかったんだ。」
これこそ、大爆笑です。
絶対にイチローさんが言わないシリーズとして、取り上げられそうですね!
置き換えてみると、【成果を作っている人はそれ絶対しない】とわかるわけです。
この能力を身につけると、自戒もできますし、人を見る力も養えます。
では、午後からも張り切っていきましょう!