8月9日、金沢 「箔(はく)の日」を過ぎて
奉納箔打ち。8月9日、は毎年恒例の「箔(はく)の日」でした。
若手の金箔職人が神前で伝統的な技法により箔を打ち、
仕上がった金箔を
ひがし茶屋街にほど近い、宇多須神社に奉納しました。
いつもの箔づくりとは異なり、白装束をまとい、
二人の職人が大小の金づちを交互に打ち、
つち音を響かせて
金箔を延ばす作業を神前で披露しました。
金箔ジュエリー Gold-Knot も
石川県箔商工業協同組合の皆さんとともに、
箔業界の発展へ感謝とさらなる飛躍を誓いました。
奉納箔打ちに続き、
金箔で飾りが施された横笛の奉納演奏が行われました。
藤舎眞衣さんが演奏を披露し、蝉の声がこだまする境内に
美しい音色が静かに、しかし力強く響いていきました。
この日は早朝、箔業祖・物故者供養式が
卯辰山の箔業祖記功碑前で営まれました。
朝から箔商工業協同組合の皆さんとともに参列。
Gold-Knot 金箔ジュエリー が誕生したのも
金沢箔の発展に寄与された先人のおかげです。
感謝を込めて合掌させていただきました。
8月も終わり、日中はまだまだ
強い日差しで気温は上がっていきます。
それでも、朝晩吹く風には少しづつ
秋の気配を感じるこの頃。
猛暑日が続いた金沢も
ようやく秋を迎えようとしています。