70年代プログレ動画 Beat-Club 編
前回は『The Midnight Special』のプログレ動画をまとめましたが、今回は『Beat-Club』です。これもかつてのマニアにはレア映像の宝庫としておなじみの番組です。
『Beat-Club』は西ドイツのテレビ番組で1965年から1972年まで放送されていました。
なにしろ西ドイツの番組なのでドイツ出身のアーティストが多いのと、とにかく取り上げる時期が早い。どのアーティストも最盛期のちょっと前の貴重な演奏が残されている。そのあたりが『The Midnight Special』との違いでしょうか。
ただ、登場したアーティストの数も膨大なので今回は網羅的ではなく、自分の好みでピックアップしました。
Can
Beat-Clubで見るべき映像といえばまずはコレ。『Tago Mago』リリースの年ですね。
イルミン・シュミット、ホルガー・シューカイ、ヤキ・リーベツァイトが生み出すグルーヴ感。
そしてダモ鈴木の圧倒的なパフォーマンス。
Paperhouse
Kraftwerk
これは珍品に属するけれど、KraftwerkがもっともKraftwerkらしくない瞬間を記録した貴重な映像。
ラルフ・ヒュッターが一時的に脱退し、フロリアン・シュナイダー、ミヒャエル・ローター、クラウス・ディンガーの3名になっていた時期である。
この後、ミヒャエル・ローターとクラウス・ディンガーは直後に脱退しNeu!を結成。Kraftwerkはラルフ・ヒュッターが復帰し『Kraftwerk2』を制作することになる。
Rückstoss Gondoliere (aka Ruckzuck)
King Crimson
これぞプログレ貴重映像。
動くジェイミー・ミューア!
たった半年間しか在籍しなかったのに、その後の King Crimson の方向性を決めてしまった男。
しかも曲が「太陽と戦慄パート1」!。
本当に奇蹟の映像ですよ。
Larks' Tongues in Aspic Part1
Yes
Yesは1969年と1971年の2回収録があり6本の演奏が公開されている。その中から2本。
Survival
1969年はデビューした年で、ジョン・アンダーソン、クリス・スクワイア、ピーター・バンクス、トニー・ケイ、ビル・ブルフォードという布陣。
I've Seen All Good People (Pt. 2: All Good People )
1971年の方はスティーブ・ハウ加入後、リック・ウェイクマン加入前の体制。
ELP
ELPは1970年、デビューの年の映像である。ちなみにNICEの映像もある。
Knife-Edge
Curved Air
Curved Airは4曲あります。
Vivaldi
Renaissance
ルネッサンスは1970年の演奏が4本。
最初期の体制ですね。
Island
Soft Machine
ソフトマシーンはアルバム『Fourth』の時期ですね。
Virtually, Pt. 1-3
Caravan
ソフトマシーンの次はキャラバン。
Golf Girl
Colosseum
Take Me Back To Doomsday
Jethro Tull
Witch's Promise
Guru Guru
Oxymoron
Amon Düül II
Between The Eyes
以下はプログレじゃないけど個人的に好きなやつ。
Black Sabbath
狂気しか感じられないオジーが最高。
Iron Man
Arthur Brown
Fire
他にも見つけたら追記しますね。