未就学児の時からお金について考える
子どもたちへのお小遣いや、お金の使い方について教えるセミナーなどが増えてきました。
昔、幼児教室を開校しているときも”お金のワークショップ”は大変親御さんの関心が高く、ファイナンシャルプランナーや保険のプロと一緒に、楽しく学べるお金の双六で、「お金の役割」についてお話した記憶があります。
さて、今日は友人の話から。
現在、年中さんの子どもがいる友人。少しずつお金について学んで欲しいと、子供に2つの選択肢を出しました。
「毎日10円もらうのと、1週間に1回100円もらうのと、どっちがいい?」
これ、子ども時代の自制心と、将来の社会的成果の関連性を調査した著名なマシュマロ実験に似ていますよね。(マシュマロが1つおいてあり、制限時間まで食べずに待てたらマシュマロが2個になるよという実験)
さて、年中さんの女の子はどうしたでしょうか。
「迷わず、日々もらえる10円を手にして、自分の貯金箱にいれて楽しんでる」とのこと。まだまだ5歳の女の子です。今確かにもらえて、握りしめたら実感のある10円の方が、喜びを感じますよね。
でも、ある日、スーパーに行った時の事。どうしても欲しいお菓子が100円です。そこで、友人はたずねます。
「今日、この100円のお菓子を買ったら、1週間10円もらえなくなるけど、それでいいのかな」
すると、うーん、うーんと、悩みに悩んで出した子どもの答えが
「うん。1週間我慢して、このお菓子を買う」と
お菓子を選択し、1週間10円を自らねだることはなかったとのこと。
まだ、毎日の10円より、週に1度の100円の方がお得ということに気づいている様子はないけれど、お金について、子どもに考える良い機会になってる、という友人の話を聞いて、こうやって日々子どもの成長を楽しみながら味わえるのは素敵なことだなと思いました。
お小遣いのあげかたや金額などは、各ご家庭の方針があり、これが正解などはありませんが、楽しみながら学ぶのが、一番ですね♪
ボードゲームでも”マネー”など、様々なゲームの中で、楽しくお金を学ぶことができるゲームが出されています。是非、ご家族で、ご友人で保育園や幼稚園でも楽しめるものが沢山あるので遊んでみてくださいね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます♪
てんちゃんでした。
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教育×ボードゲーム 幼児教室の運営、小学校受験の講師などをとおして、子供たちに自分で、考え、気づき、行動する力を養う教育を展開中。発達グレーゾーン、闘病中の子どもたちのサポートも行う。