開幕したけど、今シーズンの千葉ジェッツは「ヨーワヨワヨワヨワヨワ…」なのか?【ワイ氏のコラム】
○早くも手首が限界を迎える
昨シーズンとメンバーが変わり過ぎてシーズンの行方が全く予想できない千葉ジェッツ。
開幕してから「ヨーワヨワヨワヨワヨワ・・・」と思う時と「なんや、やっぱり強いやんけ・・」と思う時が3分ごとにやってくるので手首が限界を迎えている。
開幕から何試合かを見て、どういうチームでどれくらいの強さなのかがわかってきたので、ここに書いていく。
○今の強さはどうなのか?
第二節時点のパワーランキングを作るとしたら、千葉はB1で17位くらいかな。
外国籍ムーニー無し、謎の外国籍ハラ(以下、謎外)無し、二上がプレイタイム制限、戦術の浸透度低く、チームの連携未成熟の状態ね。これはさすがに下位チームだ。
千葉ジェッツにはどんな問題があって最終的にどのくらいの強さになるかを考えていく。
○今の千葉の何が「ヨーワヨワヨワヨワヨワ・・・」なのか?
・インサイドのオフェンス・ディフェンス
外国籍ビッグマンのサイズが小さいチームで、そのビッグマンも本職はSFなのでインサイドをゴリゴリに攻めるということができないのが厳しい。
ディフェンスもキツイ。DJ、マッツ、アイラはジャンプ力はバグっているので瞬間的な高さでリムプロテクトはできる。ヘルプサイドからかっ飛んできてブロックすることは得意だ。
しかし、体をぶつけられて十分な体勢でジャンプできない状態ではそのジャンプ力が発揮できない。ゴリ押されるとキツい。
あと、ブロックにめちゃくちゃ飛ぶからポンプフェイクに弱い。対戦チームは執拗にポンプフェイクを使って飛ばせてファウルを貰っていけ。
・バランスの悪いツーガード、スリーガード
二上、謎外が不在の状態では、大倉・西村(以下、ミスタージェッツ)・小川がSGとしてプレイするのでサイズとフィジカルが落ちる。この状態が今の千葉の編成とマッチしていない。
誤解してほしくないのは、ツーガードは使う場面によっては非常に強力な武器だということだ。フィジカルが落ちる代わりに、バックコートのシュート力やスピード・ボールハンドリングが向上する。特に富樫・ミスタージェッツのツーガードは千葉の切り札的存在として、長年数々の困難な局面を打開してきた。
しかし、千葉のツーガードが機能するためには条件がある。
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