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今年の夏でもうダメかもしれない

いつからか涙が止まらなくなった。
1年前は大丈夫だった気がする半年前も多分そう。3か月前くらいから怪しくなってきてここ何日かは少しでも幸せと感じる時ほど涙が止まらない どこで弱くなったんだろう。もともとよく泣くほうだったけど、最近は本当にダメだ。

朝は腹痛、昼は頭痛と肩こり、嫌なことがあった日は、泣きながらアパートに帰る。周りの人に見られたらきっと笑われるから、バレないように涙を拭いて、狭い部屋で冷静になる。
これちょっと異常かもしれない。でもこれは誰にも見えない。知っている人の前では泣かないようにしているし、痛みや辛さは目には見えない。だから誰も本当の僕を知らない。そうやってるうちに、多くの人が急に目の前からいなくなってしまっていることは随分前から知ってる 
元気だったのに、楽しそうだったのに。の裏には沢山辛い日々があったんだろうな。と思う

体の病気や事故でないのに人が急に死ぬわけなんてないんだ

でも人が持っている容量はばらばらでしかも今どれくらいかなんて他人はもちろん自分でもわからない。

死にたいと言っている人は本当は休みをとってのんびりハワイにでも行きたいくらいのものだとよく言っている人がいる。そうだろうね。明日大学や仕事をやめられて、満足いくお金があればそうだろうね。でも辛くて仕事をやめたくてもすぐにはやめられない人がいないわけがない。お金だって勝手に増えてはくれない。だから勇気を持ったり投げやりになってしまったら死を選ぶんだ。切羽詰まってる人には1ヶ月だって地獄のように長いだろう。死ねば明日は仕事に行かなくてもいいし、お金の心配もいらないから。過去を振り返っても今を生きていても未来のことを考えていても、なぜだか涙が止まらなくなる。後悔と不安で頭の中はひっちゃかめっちゃかだ。

臆病者でよかった。ぼくに勇気があったらきっと今ここで文章なんて書いていない。

人はきっと、急に死を選んだりはしない。でもその急に見える行動を未然に防ぐのは、驚く程に難しい。

ラジオで流している曲でさえイライラする。

なんで横のじじいはもっと広いところに行かずぼくの横にいるんだよとか思ってしんどい。

ある意味無になりたい。帰りの電車で、のうのうとこんな文章をひたすら文字を打ち続けていていいのだろうか。僕は僕のやるべきことはないのか

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