ダイエットに対する寿司の有効性について
ダイエットとは何人においても険しく過酷な道のりを通らざるおえないのはみなさん承知の通りであろう。
そんな過酷な道を進んでいくにあたって寿司という食べ物に筆者は可能性を感じた。
今回はダイエットにおける寿司の有効性について検証していきたいと思う。
1.寿司の栄養素
ダイエットにおいて3大栄養素の摂取を意識することはとても大切である。
一般的にダイエット時は糖質の摂取の有無が広く騒がれているように感じるが、筆者はむしろ脂質の摂取量を気にした方がいいように感じる。
現代の日本人に過多なのは糖質よりも脂質な気がしてならない。
また糖質とは違い、脂質はあまり意識されない形で体に入ってくる場合が多い。
例えば、サーロインを150gも取ればそれだけで1日の脂質量を取ってしまうことも往々にある。
さてここで寿司の成分を見てみよう。
例えば、マグロ一個の握り寿司ならばタンパク質5g、脂質0.3g、炭水化物10g、塩分0.3gといったところである。
高タンパク、低脂質を実現している上、炭水化物も信じられない数値ではない。
また塩分もそこまで高くない上に魚の脂質は必須脂肪酸と呼ばれ、摂取が推奨されているものが多いのである。
寿司は意外と身近にあるヘルシーフードなのだ。
2.寿司のカロリー
さてここに寿司の落とし穴がある。
ヘルシーだからといって好き勝手食べていいというわけではない。
ダイエットの際は一日の摂取カロリーを基礎代謝+200〜300kcal程度に調整することを筆者は心得ている。
男性だと1700kcal、女性だと1400kcal程度だろうか。
すると単純計算で男性は一食600kcal、女性は500kcal程度に抑えたい。
寿司は一個70kcalほどなので男性だと9個、女性だと6個程度しか食べてはいけないことになる。
回転寿司ならばそれぞれ5皿と3皿である。
ここに寿司の落とし穴がある。
寿司はその手軽さゆえにどんどん口の中に放り込んでしまい、結果としてオーバーカロリーになってしまう。
ダイエット中は男性5皿、女性3皿が原則なのである。
3.まとめ
寿司は栄養バランスに優れ、適量を摂取すれば大いにダイエットに貢献することがわかった。
もちろんネタによって栄養価はまちまちだが、寿司をうまく活用することによって楽しくダイエットを続けることも可能なのではないだろうか。