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「足りない」のではなく、多すぎる【1分間ブランディング】

こんばんは。

本日は石井貴士さん著作の【1分間ブランディング】についてまとめと自分なりの考察を共有できたらなと思う。

この本は厚さが190ページとかなり薄いながらも、効果は強力

事業や個人をブランディングする際にどういった考え方でブランディングを進めていくのか、どう行動していくのか、ブランディングの5つのメリットなど必要な情報が簡潔にかいてあった。

図解も豊富なためかなりシンプルでわかりやすい本になっていると思う。

難しいことは考えたくないけどブランディングの基礎は知りたいんや!と思っているそこのあなたにはぴったりじゃないでしょうか。

①ブランディングとは

そもそもブランディングの定義とは何でしょうか?

みんなが知っているからブランド?値段が高いとブランド?

どちらも違います。ブランドとは、

ひとつのことに特化し、ほかを捨てたもの

と本書では説明しています。

例えばゴディバはチョコレートに絞ることによってチョコレートに特化したブランドとして確立されています。

ゴディバがいきなりカップラーメンとか作り出したら、それはブランドをかなぐり捨てているわけで、ゴディバ自体の信用が落ち兼ねません。

②ブランドを作り上げるために必要な「ミッション」

ブランド作りのために必要となるのが「ミッション」です。

「ミッション」とは自らが死んでも、何が何でも貫きたい「強い志」のことです。

この「強い志」を決めることによって志を達成するための行動のみに集中することができます。

反対にいうと、一度ミッションを決めたらミッションを達成するための行動以外の一切は行わないということです。

例えばあなたのミッションが

「人を笑わせる映画を作る監督になること」

と決めたのなら、人を感動させるような映画を作っている場合ではありません。

さっさと人を笑わせなさい。

そうすることで

「コメディ映画ならアイツや!!」

といったブランドを確立させられるのです。

③1位を作る

自分のブランドを作るためには既存の枠にとらわれてはいけません。

既にある概念ではなく、新しい概念を作り出すことにより、自分が1位になれる場所を作り出すのです。

それにはさまざまな属性を組み合わせることが大事になってきます。

高校生というと様々な人が当てはまってしまうブランドですが、

「オーストラリアとカナダとアメリカに行ったことのある銭湯好きの高校生」と聞くと、だいぶブランドが絞られるような気がしませんか?

④シリーズ化

一旦一発ヒットした後は、シリーズ化という作業が必要です。

シリーズ化というのは、ドラゴンボール→ドラゴンボールZ→ドラゴンボールGTという風にもう既にファンがいる枠を使って、新しい作品なり商品を世に売り出すことです。

これによって、最初は単発だったヒットもシリーズへと展開され、ブランディングが長い期間持続するのです。

以下、本文より抜粋

○まず、
「自分が、どのような人物になりたいのか」
「まわりから、どのような評価を得たいのか」
「自分のすべきことは何か」
という「ミッション」を明確にする。
そして、ミッションを実現するために、本気になって取り組む。

○「ブランドとは、ひとつのことに特化し、ほかを捨てることだ」

○成功を確定させるために必要なのは、次の2ステップです。
−ステップ① 一発当てること
−ステップ② 一発当たったあとに継続させること

○大切なのは「何を言う」かではなく、「誰が言う」か

○「今の実力のまま、どこに行けば1位になれるのだろうか」ということを、探り当てるわけです。

○大切なのは、勝つことよりも、「どうすれば負けないか」を考えることです。

○「単一のメッセージ(同じメッセージ)を流し続ければ、いつかはブレイクする」

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リント
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