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海外から見た日本のよさ

シドニーに滞在して1年半。

私がいかに日本文化を好きでいるのか、気付くことになった。
要するに、海外で生活して日本の良さに気付く人の話と同じなんだけれども、私もここで敢えて書こうと思う。
本当にこういうことを思うんだなぁということを伝えたい。

日本は食材が豊富だし美味しい

シドニーのきゅうりは味がしない。
茄子もスカスカした感じだ。かぼちゃは甘みがなくて煮物にしたら、調味料の味ばかりする。
苦味と甘みの絶妙なバランサー、ピーマンもまた、食感こそ同じだが、なんだか味に深みがない。
野菜好きな私としては、野菜が美味しくない国で生活するのはつらすぎた。
本当に日本の野菜って素晴らしい。そんなことに気づいたらもう農家の方に感謝の気持ちで一杯になる。これからは日本の農家の人を全力で応援したい。
日本は魚介類が豊富。スーパーにいけば魚介類が簡単に手に入る。でも、それって当たり前ではなかった。
こちらではスーパーにある魚といえば、サーモンと、あって鯵だ。

大抵のレストランが美味しい。
高円寺でふらっと入った居酒屋で出されたお通しが美味しすぎて不意打ちでめちゃくちゃ感動したのを忘れられない。
でも、こちらでそもそも食べ物に感動した記憶って、ない。
私の食の好みを差し引いても、日本のレストランってハイレベル過ぎる。

神社っていい。

ふらっと神社に行きたいと思ったりした。
でも、そもそも神社ってそんなにない。
心が洗われるような、背筋が伸びるような気持ちにさせられる神社にそろそろ行きたい。
無宗教といいながら、こういうところに信仰心があることを自覚した。そして、それがどんなに大切なものか。

調和を大切にする国民性

周りの目を気にする人の多さ、それによる同調圧力がある日本文化は好きではない。
この文化、誰も望んでないよねとさえ思ってる。
変えられるもんなら変えたいと思ってる人が大半だと思う。
でも、他者視点で物事を考えられることは、素晴らしいスキルで、これもまた当たり前ではないことなのだ。。。

どういう言葉選びをするか
どんな態度で接するか
どれほどの距離感を保つか

などの視点から、呼吸をするように相手の立場を想像して行動する。
このスキルって、あとから身につけようとしてもかなり難しい。

四季があるって最高

日本の四季って素晴らしすぎないか?と思う。
なんでこんなにしっかり4つの季節で個性があるんだろう。最近は秋がなくなってきてるらしいけどそんなのはいやだ!!


春の匂いを感じられるのが嬉しい。桜が見られるのが嬉しい。入学式、卒業式を思い出すなぁ。


ああ、夏が来る。花火大会あの人と行きたいなぁ。夏休みって永遠な感じ。夏の夜の昼間よりは涼しいけれど、相変わらず蒸した空気。


子どもの頃は何を感じればいいやらって思ってた秋、いや、秋こそ思いを馳せるのによい時期だ。ふと見渡せば美しい紅葉が見られるのだ。


ある日の朝、カーテンを開けて雪景色になっていたときのあの高まる気持ち。わ〜雪だ!と、家族に報告したくなっちゃうあの瞬間。

こんな素晴らしい四季があるなんて、本当に本当に恵まれた国だ。
四季折々の富士山の景色などは、なんと素晴らしいことか。
ちなみに、オーストラリアは気候がいいと言われてるし、世界中からそのためにオーストラリアに移住する人も多い。
でも個人的には、紫外線が強くて乾燥した空気が合わずでした。
気候の合う合わないはあるなーと思います。

ファッションが自由で洒落てる。

東京で、という話にはなるけど、ファッション好きが多いと思う。刺激を受けるセンスも飛び交っている。
個人のファッションに関してはめちゃくちゃ自由な日本。
そんなところはシンプルに大好きです。

まぁ何が言いたいかと言うと

海外生活をする中で楽しいこともあれば辛かったこともあり。その中で学んだことの一つに母国の良さを気づけたというのがあったので、それを言葉にしたくなったってところです。
みんながみんな経験できることではないと思うので。
一方で、みんなにも経験してほしいなって思う。

日本は全体的にクオリティーが高いし、ひとつひとつに思いがこもっています。
そんな日本がもっといい国であり続けられるように、貢献していきたいと思っています。

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