vol.16 まちのセンターハウス「miyamae hut」を、編む〈プロジェクト編〉
色々なことを、離れた場所からできるようになりました。
離れた人と話したり、
ありとあらゆる場所の写真や映像、情報には手のひらからアクセスすることができます。
それでも日常の暮らしは
このまちで、この場所で、今の時間を生きている人々の関係性が中心となって育まれています。
今回の「編む、ブルースタジオ」は2回に分けて、
vol.16では〈プロジェクト編〉を、
vol.17ではその事例を手がけた〈スタッフ編〉をお届けします。
(vol.17は2月上旬公開予定です。)
物件を、プロジェクトとそれに関わるスタッフ、二つの側面から「編む」ことでみえてくる新しい物語をお届けします。
好きからはじめる 気ままな日常
福岡県福岡市。
香椎宮前駅のすぐ近くの場所にhit香椎宮前住宅展示場はあります。
ブルースタジオが設計を手がけたセンターハウスに、「miyamae hut」はオープンしました。
“住宅展示場のセンターハウス”でありながら、“まちのセンターハウス”も目指してオープンした、建物内のシェアショップ「miyamae hut」。
地域で暮らす方々も参加できる、飲食・物販の出店が可能なショップ・キッチンスペースです。
住宅展示場が、これからの暮らしをつくる環境として、
新しい住宅に出会える場所だけではなく、
新しい暮らし方に出会える場所になるように。
住宅展示場・センターハウスが
住宅の購入を検討する方々だけの場所=非日常から、
公園のような外構空間やさまざまな出店があることで地域の方々も訪れたくなるような場所=日常となることで、
多くの人が当事者として関わることができる場所を目指しています。
プロジェクトを中心となって手がけたのが、福岡オフィスのチームです。
元々は東京のみにオフィスがあったブルースタジオ。
その土地に根ざしたスタッフによる、よりいっそう地域に密着した企画を組み立てるべく、
2020年に福岡オフィス「souq」が営業を開始しました。
「miyamae hut」の運営も手がける福岡オフィスのチーム。
12月からはkiitos by bluestudioとして、定期出店もしています。
チョコレートショップ・kiitosは、
鹿児島県にある「ユクサおおすみ海の学校」に拠点を構えるブルースタジオの仲間です。
地域の美しいロケーションと小学校跡地の歴史のなかでの体験を価値とする「ユクサおおすみ海の学校」に工房をもち、メイド・イン・鹿児島のチョコレートを作っています。
kiitos by bluestudioやmiyamae hutの運営を通じて、
「いい一日」をつくる一員としての活動は、物件竣工後も続いています。
九州・福岡から「編む」未来の暮らしの物語
これからの、その場所の、そのまちの使いこなし方をデザインしていく。
その場所の暮らしに寄り添う、地域の一員としてのブルースタジオ。
福岡オフィス「souq」は、
物件が竣工して終わりではなく
そこから始まる暮らしを、繋がり広がっていく暮らしを、
福岡の場所から作っています。
vol.17ではプロジェクトに関わった、souqで働く“スタッフ”にフォーカスしてお届けします。
お楽しみに。
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