マガジンのカバー画像

LIVE

43
ライヴのこと
運営しているクリエイター

#marino

極上参上!【振替公演】DAY1 POLARIS tokyo 2024.11.04.

最初に書いておく。3人のミュージシャンがバックを務めた浜田真理子のソロ・ライヴではなく、" 極上というバンド " のライヴである。 本来は7月に開催予定だった東京公演。バンドのお披露目としても最初になるはずだったが延期。その振替公演2Daysの初日に足を運んだ。 昨年の10月に『秋の四辺形』のタイトルでおこなわれたライヴのメンバーで結成されたのが極上だ。そのライヴは浜田真理子のソロに3人が加わっていく構成ではあったが、今になって思えば、僕自身、この日の4人にバンドっぽさを

浜田真理子 還暦記念コンサート 極上の一日 島根県民会館 2024.10.05.

松江に足を運ぶのは実に5年ぶり。今年は浜田真理子の還暦プロジェクトである全県ツアーの締めくくりとしておこなわれるホームタウン公演。選択肢の中に " 行かない " は無かった。 コンサートのタイトルにある " 極上 " は、彼女が結成したバンド名でもある。メンバーは、浜田真理子(Vocal,Piano)、檜山学(Accordion)、Marino(Saxophone)、橋本 歩(Cello)。2部構成の1stステージは、ソロの弾き語りと、この極上メンバーがひとりずつ加わってい

浜田真理子 with Marino LIVE @Tonarimachicafe 隣町珈琲 2024.06.04.

隣町珈琲でのライヴは3回目。会場がカフェなので至近距離で体験できるのはもちろんなのだが、こうした環境での浜田真理子を、東京では味わえないこともあり、同じ場所を共有している感が半端ではない。隣町珈琲店主である平川克美さんが言う " 東京で真理子さんのライヴをこの距離で聴けるのはここだけ " は大袈裟ではない。だからなのか、メニューも演奏時間も特にいつもと変わらないのだけれど、満腹感は大きい。 Marinoとの演奏も安定のコンビネーション。特にMarinoのナマ音に近いSAX…

浜田真理子(Vo,Pf)〜南青山MANDALA 30th anniversary〜 2024.03.20.

満員。客席がぎっしり埋まったMANDALAにいるだけで、開演前からわくわくした。 「THE CROW」で幕が開いた。以前もこの曲がオープニングのライヴを体験しているが、1stアルバムの1曲目がオープニング・ナンバーというのは、ファンにとってはなかなか強烈である。CDやレコードをかけて、まず最初に聴こえてくる曲だし、しかもそれが1stアルバムともなれば、ファンそれぞれのそれであっても思い入れ度も高いだろうからだ。実際、イントロを聴いた瞬間に心の中だけれど身体が浮く。かっこいい

『秋の四辺形』浜田真理子/檜山学/橋本歩/Marino 晴れたら空に豆まいて2023.10.26.

ピアノ、アコーディオン、チェロ、そしてサックス。この編成で浜田真理子を聴けると知った日から楽しみにしていた。真理子さんはそれぞれのミュージシャンとの共演経験があるにしても、檜山さんと橋本さんは初顔合わせという急増のユニット。さらにピアノ、アコーディオン、チェロ、サックスの独特な編成である。はたして…。 新曲を含むオリジナル曲をたっぷりと、しかも想像していた以上に4つの生楽器の調和が素晴らしく、彼女の曲に合っていた。よく言われがちな ”楽器が曲や歌に寄り添う” ではなく、4人