FIFA ワールドカップカタール大会2022 日本 2-1 スペイン Gステージ1位通過!
今日(日本時間12月2日4:00)から、ハリファ インターナショナル スタジアムで行われた、FIFA ワールドカップカタール大会2022。日本代表はスペイン代表との試合となった。
結果は、日本代表が、2-1 の逆転勝利で、グループEを首位通過となった。
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前半7分 日本は、高い位置でボールを奪うと、田中選手が右足で右にラストパスに送る。パスに反応した伊東選手がペナルティエリア右から右足でシュートを放つが、枠の右に飛んでしまう。
前半11分 スペインは、ウィリアムズ選手が右サイドの敵陣深くから後方にボールを戻すと、アスピリクエタ選手が反応する。アスピリクエタ選手は受けてペナルティエリア右角付近から右足で浮き球を供給すると、モラタ選手が高さを生かしたヘディングシュートを放つと、ゴール中央に決める。
前半44分 日本は、谷口選手。前半45分に、板倉選手、吉田選手の、ディフェンダー3人が立て続けにイエローカード。
前半終了。0ー1と、日本のビハインドで試合を折り返す。
後半3分 日本は、三笘選手、前田選手と前線が連動したプレスを仕掛け、最後は伊東選手が体を張った守備でバルデ選手からボールを奪う。この流れから堂安選手が巧みなトラップでペナルティエリア手前の右へ運び、左足で強烈なシュートを放つと、シモン選手の手をはじいてゴール右に決める。
後半6分 堂安選手がペナルティエリア右から右足で中央にグラウンダーのパスを供給すると、三笘選手がファーサイドで反応する。三笘選手はゴールエリア内のゴールライン際から中央に折り返す。最後は田中選手が体で押し込んで逆転に成功する。
後半8分 主審は判定を変更。ボールはゴールラインを割っていたと判定されていたが、VARチェックが行われる。VARオンリーレビューの結果、出ていないと判定され、得点が認められる。
後半25分 日本は、三笘選手が一気に前線にドリブルで持ち上がると、左サイドの敵陣中央から左足で中央にグラウンダーのクロスを供給する。最後は浅野選手が反応して右足で合わせるが、精度を欠き、枠の右に飛んでしまう。
後半37分 日本は、左サイドの敵陣中央で三笘選手がブスケツ選手に倒されてFKを獲得する。
後半38分 日本は、FKのキッカーの堂安選手は左足でアウトスイングを供給すると、板倉選手が頭で合わせる。しかし、シモン選手の正面に飛んで処理されてしまう。
後半アディショナルタイムは7分。 守備に追われる苦しい時間が続くが、最後まで得点を与えない。
そのまま試合は進み、日本は強豪スペイン相手に 2-1のまたまた歴史的勝利!
勝ち点6となり、グループEを1位通過した。
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とにかく、グループ通過おめでとう!
1点目を、前半の早い時間に取られた時、正直、かなり厳しくなったと思った。前半を0-1で抑え、なんとか終了した。後半から、三笘選手が投入された時、なにかが起こると期待した。
その期待通り、1点目、2点目も、全てに三笘選手が絡む展開になった。
1点目は見逃されがちだが、まずは三笘選手からのプレス、前田選手、伊藤選手、と連動したプレスから、あの堂安選手のゴールが生まれている。
2点目は、あの三笘選手の最後まで諦めない折り返しがなかったら、そしてゴール前に、もどす身体的能力がなかったら、生まれていないゴールだ。
とにかく、本当に、本当に、日本代表の選手の皆さん、おとめでとう!!
堂安、三笘、田中の3選手。特に素晴らしかった!!
先にも書いたが、三笘選手に関しては、すごすぎて、次戦以降も本当に期待している。
1点目。堂安選手の、弾丸のようなシュートにもシビレた。
やっぱり、ミドルシュートを決める力がある選手は、今後も必要とされるだろう。ナイスシュート!
2点目。そこに走り込んだ、田中碧選手も素晴らしい。
フロンターレ時代から、碧選手は、とにかくいつも自らの最大限のプレーをしていた。その、彼自身の積み重ねが、今回の大舞台でのゴールにつながったと思う。ありがとう、碧!
もう、2戦目のコスタリカ戦のようなゲームは許されない
ここで、勝利に冷や水をかけるような、発言を許してほしい。
問題は、次である。
日本は、強いチームに勝ったあと、メンタル面で少し緩む傾向があったように感じる。
前試合のコスタリカ戦を、今一度反省点として見つめ直してほしい。
そして、やはり三笘選手をぜひ、最大限に活かせるメンバーを選出してほしい。ただ、それを願う。
新しい景色を見せてほしい
今回の勝利で、BEST16になったわけだが、
これからは、決勝T(ノックアウトステージ)に進んだ強豪チームとの戦い、一発勝負の戦いになる。
だからこそ、後悔しない戦い方を望む。
次の対戦相手は、クロアチアだ。
ドイツ、スペインに比べれば格下ではあるが、FIFAランキングでは日本より遥か上にいる、強豪チームである。